太陽フレアと黒点数(2014年02月10日更新)

遅くなってスミマセン。まとめ報告です。

※JAXAのチャートは、01/27 10時以降、2月末頃までサーバの一部機能が停止するそうです。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■2月の特異日■
画像へのリンク
※画像リンク差し替えました(02/02)

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
2/10
 14:03 C3.0
 08:13 C5.2
 05:15 C3.4
 00:36 M1.0 ☆(南半球東端)
2/ 9
 15:18 C2.3
 14:11 C2.4
 11:52 C2.6
 03:24 C8.6
2/ 8
 21:26 C3.2
 09:26 C2.5
2/ 7
 23:41 C3.1
 19:25 M1.9 ☆(1968)→02/09 02:25
 19:02 C3.1
 17:53 C2.5
 17:26 C2.7
 13:46 M2.0 ☆(1967)→02/08 20:46
 13:26 C6.0
 12:09 C5.0 09:13 C4.3
 07:40 M1.5 ☆(1967)→02/08 14:40
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 02月03日 168 (※3日目)
 02月04日 183 (※4日目)
 02月05日 234 (※5日目) ■前日差+51
 02月06日 223 (※6日目)
 02月07日 241 (※7日目)
 02月08日 186 (※8日目) ■前日差-55
 02月09日 180 (※9日目)

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
02/03 sum06 Max2
02/04 sum05 Max1
02/05 sum06 Max2
02/06 sum12 Max3
02/07 sum15 Max5
02/08 sum27 Max5
02/09 sum18 Max4
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
09日は「やや擾乱」でした。

※19時現在、山川にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
02/10 長潮(10.2:宵月)
02/11 若潮(11.2:宵月)
02/12 中潮(12.2:十三夜)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
02/10 21時37分:D/1977 C1スキッフ・香西彗星が近日点を通過(周期7.5年)
02/11 建国記念の日
02/11 08時45分:P/2013 N3パンスターズ彗星が近日点を通過(周期20.2年)
02/11 22時45分:129P/シューメーカー・レヴィ彗星が近日点を通過(周期8.9年)
02/12 14時10分:月の距離が最遠(1.057、40万6231km、視直径29.6’)
02/15 08時53分:○満月
02/15 13時42分:金星が最大光度(光度-4.6等、視直径40.5″)
02/15 15時31分:169P/ニート彗星が近日点を通過(周期4.2年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

※JAXAはメンテナンス中

■黒点数など■
黒点数は180個です。100個超え9日目。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1970、1971です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1967(旧1944)の磁場タイプはβγδ型のままです。もうすぐ西へ没しますが要警戒。
1968、1974の磁場タイプはβγ型のままです。1968はもうすぐ西へ没しますが要注意。
1975、1976の磁場タイプがβγ型になりました。要注意。
南半球東端に新しい活動領域があるようです。

[黒点数変化]
1967:(↓)19→09個 [βγδ→βγδ] ※南半球西端【旧1944】
1968:(→)34→16個 [βγ→βγ] ※南半球西端
1971:(↑)12→12個 [β→β]
1973:(↑)09→13個 [β→β]
1974:(↑)33→34個 [βγ→βγ]※南半球東側
1975:(↑)06→17個 [β→βγ]※南半球西側
1976:(↑)03→09個 [β→βγ]※南半球東端
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日よりやや上がってきています。
フレアは1967、1974、1975あたりで発生していますが、今朝のM1.0のフレアの発生源は南半球東端にあるまだ黒点番号の振られていない活動領域が発生源のようです。
1967、1968はもうすぐ西へ没しますが、1974に加え、1975、1976も磁場タイプがβγ型になりました。今後、要注意だと思います。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも引き続き注意。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
400km/s前後で推移していましたが、昨晩20時頃から速度が一段上がり、現在は470km/s前後で推移しています。
磁場は、南に振れています。
北半球西側に南北に長いコロナホールがあります。こちらのえいきょうは10日頃から届くかも。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
>=2MeVのラインが下限を振り切った状態が断続的に続いていましたが、02/09 05時(UT)以降は振り切るような値は無くなりました。
ただし、02/09 14時、18時、22時、02/10 02時(いずれもUT)くらいにピンポイントで反応が出ていますので、ご注意ください。

●プロトン
通常のレベルです。

※JAXAのチャートは2月末くらいまでメンテナンスです。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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