太陽フレアと黒点数(2014年02月22日更新) ※CME影響下

まとめ報告です。

※JAXAのチャートは、01/27 10時以降、2月末頃までサーバの一部機能が停止するそうです。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■2月の特異日■
画像へのリンク
※画像リンク差し替えました(02/02)

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
2/22
 — —
2/21
 20:03 C1.9
2/20
 16:25 M3.0 ☆(1976)→02/21 23:25
 12:18 C3.3
 08:43 C4.7
2/19
 19:11 C2.5
 16:18 C2.0
 11:39 C2.2
 11:16 C2.1
 10:45 C3.0
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 02月15日 135 (※15日目) ■前日差-61
 02月16日 137 (※16日目)
 02月17日 101 (※17日目)
 02月18日 134 (※18日目)
 02月19日 123 (※19日目)
 02月20日 140 (※20日目)
 02月21日 152 (※21日目)

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
02/15 sum14 Max4
02/16 sum28 Max4
02/17 sum06 Max2
02/18 sum17 Max4
02/19 sum31 Max6
02/20 sum30 Max6
02/21 sum15 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
21日は「やや静穏」でした。

※15時現在、沖縄にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
02/22 小潮(22.2:二十三夜)
02/23 小潮(23.2:有明月)【下弦】
02/24 小潮(24.2:有明月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
02/22 00時32分:C/2012 X1リニア彗星が近日点を通過(周期1908年)
02/28 04時51分:月の距離が最近(0.938、36万0440km、視直径33.1’)
03/01 14時36分:296P/ギャラッド彗星が近日点を通過(周期6.6年)
03/01 17時00分:●新月
03/03 18時41分:294P/リニア彗星が近日点を通過(周期5.7年)
03/07 22時04分:52P/ハリントン・エーベル彗星が近日点を通過(周期7.6年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

※JAXAはメンテナンス中

■黒点数など■
新しい黒点群がカウントされました。黒点数は152個です。100個超え21日目。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1981、1982、1984です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1982の磁場タイプはβγ型のままです。要注意。
南半球東端に1987がカウントされました。
1986が発達してきています。
東端(まだ向こう側)に活動領域があるようです。

[黒点数変化]
1976:(↓)03→01個 [α→α]
1977:(↑)07→05個 [β→β]
1981:(↑)20→19個 [β→β]
1982:(↑)35→38個 [βγ→βγ] ※南半球東寄り
1984:(↑)02→02個 [β→β]
1985:(↑)01→02個 [α→β]
1986:(↑)02→04個 [β→β]
1987:(新)01個 [α] ※南半球東端
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より下がっています。
フレアはリストへの掲載がないものが1976、1987で数回発生した程度です。
フレアの発生件数は少なくなっていますが1982の磁場タイプはβγ型のままですし、1986が発達してきているので油断できません。
前半2つのCMEの影響は抜けましたが、後半2つの影響下にありますので継続して、ご注意ください。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも引き続き注意。

■CME到着予測■
(3)
イベント発行日:2014年2月20日00:27:54.0 JST
CMEの到着時間:2014年2月22日20:23:10.0 JST
到着時間信頼水準± 6時間
外乱時間:30時間
外乱期間信頼水準± 8時間

(4)
イベント発行日:2014年2月20日02:24:29.0 JST
CMEの到着時間:2014年2月22日20:26:04.0 JST
到着時間信頼水準± 6時間
外乱時間:30時間
外乱期間信頼水準± 8時間

■太陽風■
500km/s前後と高速な状態から速度は徐々に下がり、現在は450km/s前後で推移しています。
磁場は、やや南に振れています。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
ガタガタした状態が続いた後、02/22 01時(UT)過ぎにかなり強い反応がありました。
その後も反応が出ています。
現在、後半のCMEの影響下にあるようですので、継続してご注意ください。

●プロトン
ほぼ通常のレベルにまで下がっていきました。

※JAXAのチャートは2月末くらいまでメンテナンスです。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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