太陽フレアと黒点数(2014年06月11日更新) ※大規模太陽フレア(2発連続)

まとめ報告です

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■6月の特異日■
画像へのリンク
※06/01 リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
6/11
 10:22 C4.0
6/10
 21:36 X1.5 ★(2087)→06/12 04:36
 20:37 X2.2 ★(2087)→06/12 03:37
 19:03 C5.0
 18:14 C5.1
 17:18 C3.9
 15:18 C2.4
 02:02 C8.8
6/ 9
 21:23 C9.0
 16:21 C2.2
 13:09 C4.9
 10:00 C3.7
 08:39 C5.2
6/ 8
 — —
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 06月04日 070
 06月05日 102 ※1日目(前日差+32個)
 06月06日 132 ※2日目(前日差+30個)
 06月07日 155 ※3日目
 06月08日 144 ※4日目
 06月09日 152 ※5日目
 06月10日 149 ※6日目

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
06/04 sum06 Max1
06/05 sum06 Max3
06/06 sum08 Max2
06/07 sum19 Max4
06/08 sum31 Max6
06/09 sum07 Max2
06/10 sum14 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
10日は「静穏」でした。

※11時半現在、国分寺、山川、沖縄にスポラディックE層あり
⇒山川は値やや高め

■潮の切り替わり■
06/11 中潮(13.3:小望月)
06/12 大潮(14.3:十五夜)
06/13 大潮(15.3:十六夜)【満月】
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
06/13 13時11分:○満月
06/15 12時29分:月の距離が最近(0.942、36万2065km、視直径33.0’)
06/20 03時39分:下弦
06/27 17時08分:●新月

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群がカウントされました。黒点数は149個です。(100個超え6日目)
現時点で地球の正面あたりにある黒点群はありません。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
南半球東端から2087が回り込んできました。βδ型での登場です。δ構造を持つため、要警戒
2080の磁場タイプはβγδ型のままです。要警戒。
2085の磁場タイプはβγ型になりました。要注意。
2086はカウントされなくなりました。
北半球東端に活動領域があるようです。

[黒点数変化]
2077:(↓)01→01個 [α→α]
2079:(↑)06→06個 [β→β]
2080:(↓)26→26個 [βγδ→βγδ] ※南半球西寄り
2082:(→)09→14個 [β→β]
2084:(↑)05→03個 [β→β]
2085:(→)32→24個 [βγδ→βγ] ※南半球西寄り
2087:(新)05個 [βδ] ※南半球東端
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より更に上がって高い状態です。
昨晩南半球東端から回り込んできた2087で立て続けに2発、大規模太陽フレアが発生しました。
2発目はCMEを伴っていたようですが、ほぼ真横(東側)へ吹き出したようです。
現時点でCME到着予測は出されていませんが、シミュレーション動画を見ると、影響の端っこは届きそです。念のためご注意ください。
2080はβγδ型のまま、2085はβγ型に戻りましたが、回り込んできた2087はβδ型です。δ構造を持っているので、要警戒。
引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも引き続き注意。


■CME到着予測■
ありません

■太陽風
400km/s前後で推移していましたが、徐々に上がり、現在は500km/s前後で推移しています。
磁場は、南北に激しく振れています。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
>=2MeVラインは、06/10 08時(UT)以降、上昇に転じ、ガタガタとやや激しい乱れが続いています。
>=0.8MeVのラインは06/09 09時(UT)くらいから上昇し、ややガタガタしたラインが続いています。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
ややガタガタしていますが、動き自体は概ね穏やかです。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
動き自体は概ね穏やかです。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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