太陽フレアと黒点数(2014年06月12日更新) ※大規模太陽フレア(3発目)

まとめ報告です

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■6月の特異日■
画像へのリンク
※06/01 リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
6/12
 10:16 C4.4
 09:37 C3.6
 05:52 M3.9 ☆(2087)→06/13 12:52
 03:38 C3.6
 01:23 C2.6
6/11
 20:37 C2.3
 17:48 X1.0 ★(2087)→06/13 00:48
 17:00 M3.0
 15:56 C2.9
 15:16 C3.4
 14:28 M1.8 ☆(2080)→06/12 21:28
 13:39 C5.0
 11:56 C2.3
 10:22 C4.0
6/10
 21:36 X1.5 ★(2087)→06/12 04:36
 20:37 X2.2 ★(2087)→06/12 03:37
 19:03 C5.0
 18:14 C5.1
 17:18 C3.9
 15:18 C2.4
 02:02 C8.8
6/ 9
 21:23 C9.0
 16:21 C2.2
 13:09 C4.9
 10:00 C3.7
 08:39 C5.2
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 06月05日 102 ※1日目(前日差+32個)
 06月06日 132 ※2日目(前日差+30個)
 06月07日 155 ※3日目
 06月08日 144 ※4日目
 06月09日 152 ※5日目
 06月10日 149 ※6日目
 06月11日 176 ※7日目

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
06/05 sum06 Max3
06/06 sum08 Max2
06/07 sum19 Max4
06/08 sum31 Max6
06/09 sum07 Max2
06/10 sum14 Max3
06/11 sum08 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
11日は「静穏」でした。

※12時現在、稚内、国分寺、山川、沖縄にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
06/12 大潮(14.3:十五夜)
06/13 大潮(15.3:十六夜)【満月】
06/14 大潮(16.3:立待月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
06/13 13時11分:○満月
06/15 12時29分:月の距離が最近(0.942、36万2065km、視直径33.0’)
06/20 03時39分:下弦
06/27 17時08分:●新月

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が3つカウントされました。黒点数は176個です。(100個超え7日目)
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は2089です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2080の磁場タイプはβγδ型のままです。要警戒。
2087の磁場タイプはβγ型になりました。要注意。
2085の磁場タイプはβγ型になりました。要注意。
南半球西側に2088、北半球東寄りに2089がカウントされました。
北半球東端から2090が回り込んできました。
2077はカウントされなくなりました。

[黒点数変化]
2079:(↑)06→08個 [β→β]
2080:(→)26→14個 [βγδ→βγδ] ※南半球西寄り
2082:(→)14→14個 [β→β]
2084:(↓)03→02個 [β→α]
2085:(↓)24→25個 [βγ→βγ] ※南半球西寄り
2087:(↓)05→10個 [βδ→βγ] ※南半球東端
2088:(新)06個 [β] ※南半球西側
2089:(新)06個 [β] ※北半球東寄り
2090:(新)01個 [α] ※北半球東端
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日と同じくらいで、非常に高い状態が続いています。
太陽の活動は非常に活発です。
一昨日の大規模2連発の後、昨日、2087で大規模太陽フレアが発生しました。
2080の中規模太陽フレアだけでなく、2085、2089でもフレアが発生しています。
2087のδ構造は無くなり、βγ型になりましたが、2080はβγδ型のままなので、引き続き要警戒。
直撃ではなさそうなのでCME到着予測等はありませんが、チャートにピンポイントで反応が出たりしていますので、念のためご注意ください。
引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも引き続き注意。

■CME到着予測■
ありません

■太陽風
500km/s前後で推移していましたが、一時600km/sを超える速度になりました。現在は530km/s前後で推移しています。
磁場は、南北に振れていましたが、現在はフラット気味

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
ややギザギザしたラインが続いていましたが、06/11 10時(UT)くらいにピンポイントで強めの反応がありました。
ご注意ください。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
ややギザギザしていますが、動き自体は概ね穏やかです。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
動き自体は概ね穏やかですが、06/11 15時(UT)くらいにピンポイントで反応があります。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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