太陽フレアと黒点数(2014年09月11日まとめ) ※大規模太陽フレア発生。CME到着予測追加

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■9月の特異日■
画像へのリンク
※09/01 リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
9/11
 10:18 C3.7
 01:47 X1.6 ★(2158)→09/12 08:47
9/10
 14:01 C2.4
9/ 9
 21:18 C3.2
 08:37 M4.5 ☆(2158)→09/10 15:37
 08:11 C3.9
 04:01 C2.1
 01:26 C2.7
9/ 8
 12:21 C4.6
 09:07 C5.1
 04:29 C7.8
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 09月04日 136 (※01日目)
 09月05日 124 (※02日目)
 09月06日 170 (※03日目)★前日差+46個
 09月07日 154 (※04日目)
 09月08日 158 (※05日目)
 09月09日 162 (※06日目)
 09月10日 161 (※07日目)

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
09/04 sum10 Max3
09/05 sum14 Max3
09/06 sum17 Max3
09/07 sum06 Max2
09/08 sum05 Max2
09/09 sum12 Max2
09/10 sum11 Max4
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
10日は「やや静穏」でした。不規則な乱れがあります。

※12時現在、山川にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
09/11 大潮(16.5:居待月)
09/12 大潮(17.5:寝待月)
09/13 中潮(18.5:更待月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
09/16 11時05分:下弦
09/19 13時00分:170P/クリステンセン彗星が近日点を通過(周期8.6年)
09/20 23時22分:月の距離が最遠(1.056、40万5845km、視直径29.6’)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
黒点数は162個です。
現時点で地球の正面の黒点群は22155,2157,2158,2159,2163です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2157磁場タイプはβγδ型のままです。要警戒。
2158の磁場タイプはβγ型になりました。要注意。
2157が黒点数を増やしています。

[黒点数変化]
2155:(→)09→10個 [β→β]
2157:(→)39→45個 [βγδ→βγδ]※南半球西寄り
2158:(→)25→22個 [βγδ→βγ]※北半球ほぼ正面
2159:(↓)05→03個 [β→α]
2161:(→)01→01個 [α→α]
2162:(↑)07→04個 [β→β]
2163:(↑)06→06個 [β→β]
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ–>

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日と同じくらいで高い状態です。
昨晩未明、2158でX1.6の大規模太陽フレアが発生しました。
2158はほぼ正面にあり、CMEを伴っているため、早々にCME到着予測が出されました。
GOESのチャートに乱れが出始め、Protonは再び上昇に転じています。ご注意ください。
そろそろM4.5のフレアに伴うCMEの影響に入ってくると思います。予想通りなら、M4.5とX1.6の影響が重なる時間帯があります。諸々要警戒。
Spaceweather.comのXクラスのフレア発生予測は40%と高めです(Mクラスは85%)。引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも注意

■CME到着予測■
※2158-M4.5のフレアによる
イベント発行日:2014年9月9日16:45:42.0 JST
CMEの到着時間:2014年9月12日01:42:05.0 JST
到着時間信頼度レベル:± 6時間
外乱所要時間28時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

※2158-X1.6のフレアによる
イベント発行日:2014年9月10日06:11:47.0 JST
CMEの到着時間:2014年9月12日20:47:12.0 JST
到着時間信頼度レベル:± 6時間
外乱所要時間2:4時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

■太陽風
引き続き、360km/s前後で推移しています。
磁場は、南北に激しく振れていまます。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
09/10 22時(UT)頃にピンポイントの反応があり、UTで11日に変わった頃かが激しい乱れが出ています。ご注意ください。

●プロトン
下降し続けていましたが、X1.6の影響で再び上昇に転じました。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
ややガタガタしていますが、今のところ大きな乱れや反応はありません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
09/10 18時(UT)以降、やや乱れがあります。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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