太陽フレアと黒点数(2014年09月12日まとめ)※中規模2発、CME影響下

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■9月の特異日■
画像へのリンク
※09/01 リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
9/12
 11:07 C9.5 (2157)
 06:00 M1.4 ☆(北半球東端)→09/13 13:00
 00:20 M2.1 ☆(北半球東端)→09/13 07:20
9/11
 23:27 C2.4
 20:55 C2.0
 12:35 C4.4
 10:18 C3.7
 01:47 X1.6 ★(2158)→09/12 08:47
9/10
 14:01 C2.4
9/ 9
 21:18 C3.2
 08:37 M4.5 ☆(2158)→09/10 15:37
 08:11 C3.9
 04:01 C2.1
 01:26 C2.7
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 09月05日 124 (※02日目)
 09月06日 170 (※03日目)★前日差+46個
 09月07日 154 (※04日目)
 09月08日 158 (※05日目)
 09月09日 162 (※06日目)
 09月10日 161 (※07日目)
 09月11日 164 (※08日目)

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
09/05 sum14 Max3
09/06 sum17 Max3
09/07 sum06 Max2
09/08 sum05 Max2
09/09 sum12 Max2
09/10 sum11 Max4
09/11 sum15 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
11日は「やや静穏」でした。不規則な乱れがあります。

※12時現在、沖縄にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
09/12 大潮(17.5:寝待月)
09/13 中潮(18.5:更待月)
09/14 中潮(19.5:宵月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
09/16 11時05分:下弦
09/19 13時00分:170P/クリステンセン彗星が近日点を通過(周期8.6年)
09/20 23時22分:月の距離が最遠(1.056、40万5845km、視直径29.6’)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点郡が2つカウントされました。黒点数は164個です。(100個超え8日目)
現時点で地球の正面の黒点群は2157,2158,2159,2163です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2157磁場タイプはβγδ型のままです。要警戒。
2158の磁場タイプはβγ型のままです。要注意。
南半球東側に2164、南半球東はしに2165がカウントされました。
北半球東端(まだ向こう側)に非常に活発な活動領域があるようです。

[黒点数変化]
2155:(↓)10→05個 [β→β]
2157:(→)45→34個 [βγδ→βγδ]※南半球西寄り
2158:(↓)22→23個 [βγ→βγ]※北半球ほぼ正面
2159:(↓)03→02個 [α→α]
2161:(→)01→01個 [α→α]
2162:(↓)04→02個 [β→β]
2163:(↓)06→02個 [β→β]
2164:(新)02個 [β] ※南半球東側
2165:(新)03個 [β] ※南半球東端
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ–>

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは高い状態が続いています。
11日未明のX1.6以降、2158はややおとなしくなっていますが、北半球東端(まだ向こう側)にある活動領域が活発なようで、中規模太陽フレアを2つ発生させています。まだ見えませんが、今後要注意な活動領域だと思います。
CMEが1つ追加になっていました。(発生源不明)
本日08時くらいから太陽風の速度が上がっているので、CMEの影響が届き始めたようです。
この後、発生源不明なCMEやX1.6のCMEが次々やってくるようです。要警戒。
2158はやや落ち着いているように見えますが、Spaceweather.comのXクラスのフレア発生予測は50%と高めです(Mクラスは85%)。引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも注意

■CME到着予測■
①??
イベント発行日:2014年9月11日19:05:00.0 JST
CMEの到着時間:2014年9月11日23:19:04.0 JST
到着時間信頼度レベル:± 6時間
外乱所要時間:23時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

②2158-M4.5のフレアによる
イベント発行日:2014年9月9日16:45:42.0 JST
CMEの到着時間:2014年9月12日01:42:05.0 JST
到着時間信頼度レベル:± 6時間
外乱所要時間:28時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

③2158-X1.6のフレアによる
イベント発行日:2014年9月11日06:11:47.0 JST
CMEの到着時間:2014年9月12日20:47:12.0 JST
到着時間信頼度レベル:± 6時間
外乱所要時間:24時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

■太陽風
360km/s前後で推移していましたが、今朝8時くらいから速度が上がり、480-500km/sくらいで推移しています。
磁場は、フラットに近かったのですが、速度が上がった頃から南北に激しく振れています。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
UTで11日に変わった頃から09/11 11時(UT)頃にかけて激しい反応が出ています。
また、09/11 23時(UT)頃から再び反応が出始めています。ご注意ください。

●プロトン
やや下降傾向にあるようです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
09/11 11時(UT)頃に少し反応がありました。ややギザギザしたラインが続いています。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
09/11 17時(UT)以降、やや乱れが出ています。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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