太陽フレアと黒点数(2015年03月10日更新) ※中規模多発

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■03月の特異日■
画像へのリンク
※03/01リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
3/10
 13:07 C4.5
 12:18 M5.1 ☆(2297)→03/11 19:18
 08:28 M5.8 ☆(2297)→03/11 15:28
 02:36 C9.1
3/ 9
 23:22 M4.5 ☆(2297)→03/11 06:22
 19:02 C4.0
 14:41 C2.9
3/ 9
 10:07 C1.8
 08:56 C3.0
3/ 8
 06:59 M9.2 ★(2297)→03/09 13:59
3/ 7
 08:35 C2.2
 06:05 C2.2
 00:48 C2.7
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 03月03日 38
 03月04日 43
 03月05日 31
 03月06日 37
 03月07日 20
 03月08日 23
 03月09日 29

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
03/03 sum18 Max3
03/04 sum11 Max3
03/05 sum09 Max3
03/06 sum18 Max3
03/07 sum23 Max4
03/08 sum16 Max4
03/09 sum05 Max2
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
09日は「静穏」でした。

■潮の切り替わり■
03/10 中潮(19.1:更待月)
03/11 中潮(20.1:宵月)
03/12 中潮(21.1:宵月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
03/13 17時44分:C/2014 N3ネオワイズ彗星が近日点を通過
03/14 02時48分:下弦
03/14 07時35分:D/1884 O1バーナード彗星が近日点を通過(周期5.4年)
03/20 04時38分:月の距離が最近(0.930、35万7584km、視直径32.4′)
03/20 18時36分:●新月(北極海方面で皆既日食、ヨーロッパで部分日食)
03/24 12時32分:44P/ラインムート彗星が近日点を通過(周期7.1年)
03/25 12時19分:P/2008 WZ96リニア彗星が近日点を通過(周期6.2年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
黒点数は29個です。
現時点で地球の正面の黒点群はありません。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2297の磁場タイプがβγ型になりました。要注意

[黒点数変化]
2297:(10→10)13→19個 [βγδ→βγ] ※南半球東側
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日より少し下がりましたが、やや高めな状態が続いています。
2297の磁場タイプはβγ型になりましたが、中規模を2度発生させています。
個々のフレア強度は増していて、先程もM5.1の中規模太陽フレアが発生しました(4発目)。
今後、Xクラスにも警戒が必要かもしれません。(Spaceweather.comのXクラス予想は10%)
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントの噴出にも注意。

■CME到着予測■
ありません

■太陽風■
500km/sで推移していましたが、徐々に下がり、現在は400km/s前後で推移しています。
磁場は南北に激しく振れています。(やや北寄り。振れ幅大きい)

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
03/09 01時(UT)前後に少し乱れがありましたが、それ以降は概ね穏やかな推移です。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
一部データの欠落があります。この間は不明ですが、それ以外は概ね穏やかな推移です。
ここ数時間、やや幅の太いラインになってきました。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
概ね穏やかな推移です。
データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

コメント