太陽フレアと黒点数(2015年03月24日更新) ※フィラメントの噴出あり(小規模)

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■03月の特異日■
画像へのリンク
※03/01リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
3/24
 — —
3/23
 — —
3/22
 — —
3/21
 16:33 C1.8
 09:00 C1.4
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 03月17日 060
 03月18日 044
 03月19日 071
 03月20日 027 ※前月差-44
 03月21日 040
 03月22日 088 ※前月差+48
 03月23日 119 ※1日目

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
03/17 sum41 Max7 ★磁気嵐発生中★
03/18 sum31 Max5 ★磁気嵐継続中★
03/19 sum22 Max4 ★磁気嵐継続中★
03/20 sum25 Max4 ★磁気嵐継続中★
03/21 sum18 Max3 ※磁気嵐は収束しました
03/22 sum19 Max5
03/23 sum23 Max4
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
23日は「擾乱」でした。

■潮の切り替わり■
03/24 中潮(03.7:夕月)
03/25 中潮(04.7:夕月)
03/26 中潮(05.7:弓張月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
03/24 12時32分:44P/ラインムート彗星が近日点を通過(周期7.1年)
03/25 12時19分:P/2008 WZ96リニア彗星が近日点を通過(周期6.2年)
03/26 16時43分:上弦
04/01 22時01分:月の距離が最遠(1.056、40万6012km、視直径29.4′)
04/03 16時58分:86P/ヴィルト彗星が近日点を通過(周期6.8年)
04/04 21時00分:皆既月食
04/04 21時06分:○満月

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が3つカウントされました。黒点数は119個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2303,2307,2309です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2305の磁場タイプはβγ型のままです。黒点数を増やしています。要注意。
北半球東端に2310、北半球西端に2311がカウントされ、北半球東端から2312が回り込んできました。
2506はカウントされなくなりました。
東端にいくつも新しい活動領域があるようです。

[黒点数変化]
2303:(03→02)04→03個 [α→α]
2305:(11→11)10→15個 [βγ→βγ] ※南半球東側
2307:(04→06)05→03個 [β→β]
2308:(04→07)04→05個 [β→β]
2309:(04→03)03→03個 [β→β]
2310:(新:01)05個 [β] ※北半球東端
2311:(新:02)03個 [α] ※北半球西端
2312:(新:02)02個 [α] ※北半球東端
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日より僅かに上がってきています。
黒点数が久々に100個を超えました。2305は発達中で、磁場タイプはβγ型のまま黒点数を増やしています。これから中心に向かってくるので要注意。
フレアは今のところリストへの掲載がない小さなフレアが2305で数回発生しています。
昨晩も南半球東側でフィラメントの噴出がありました。前日のものも含め、現時点でCME到着予測等はありません。(あれば続報出します)
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントの噴出にも注意。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
560km/sから一時700km/s近くまで上昇しました。その後、速度は徐々に下がり、現在は500km/s前後で推移しています。
磁場は南北に振れています。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
03/23 02時、05時(UT)頃に、ピンポイントの反応が出ています。
その後、21時(UT)頃にも小さな反応があります。乱れが出るようなら要注意。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
03/23 05時頃、09時前後、11時頃、14時(UT)くらいに少し反応がありました。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
03/23 11時~21時(UT)くらいにかけて少し乱れがありました。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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