太陽フレアと黒点数(2015年04月20日更新)

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■04月の特異日■
画像へのリンク
※03/28リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
4/20
 — —
4/19
 15:56 C2.2
 03:08 C2.9
4/18
 23:02 C5.2
 22:25 C2.3
4/17
 10:09 C2.6
 04:05 C3.3
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 04月13日 068
 04月14日 097
 04月15日 085
 04月16日 085
 04月17日 093
 04月18日 114 ※1日目
 04月19日 142 ※2日目

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
04/13 sum10 Max3
04/14 sum17 Max4
04/15 sum27 Max5
04/16 sum26 Max4
04/17 sum19 Max3
04/18 sum14 Max2
04/19 sum07 Max2
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
19日は「静穏」でした。

※12時現在、国分寺にスポラディックE層あり。(沖縄不明)

■潮の切り替わり■
04/20 大潮(01.3:既朔)
04/21 大潮(02.3:三日月)
04/22 中潮(03.3:夕月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
04/22 21時43分:174P/エケクルス彗星が近日点を通過(周期34.9年)
04/23 14時28分:218P/リニア彗星が近日点を通過(周期5.5年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群がカウントされました。黒点数は142個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2324,2325です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2321の磁場タイプはβγ型のままです。規模は変わりませんが黒点数は前日の倍です。要注意。
南半球西側に2329がカウントされました。
2326はカウントされなくなりました。

[黒点数変化]
2321:(14→14)16→33個 [βγ→βγ] ※北半球西側
2322:(02→04)02→03個 [α→β]
2324:(05→08)06→12個 [β→β]
2325:(11→10)09→12個 [β→β]
2327:(03→03)02→05個 [β→β]
2328:(05→01)04→01個 [β→α]
2329:(新:06)06個 [β] ※南半球西端
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日と同等です。
2321の磁場タイプはβγ型のままです。大きさは前日と同等ですが黒点数が前日の倍以上に増えました。発達してくると要警戒。
フレアは2321と2324で発生していますが、今のところは小さ目なフレアばかりです。
Spaceweather.comによると2321で発生したC5.2のフレアはフィラメントの噴出を伴い、CMEが発生した可能性があるようです。(2321に付属していたフィラメントがC5.2のフレアを生み出した模様。※翻訳が間違ってたらゴメンなさい)
現時点でCME到着予測はありませんが、21日~22日にかけて影響があるかも。念のためご注意ください。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントの噴出にも注意。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
480km/s前後で推移していましたが、徐々に下がり、現在は380km/s前後で推移しています。
磁場は南に振れています。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
04/19 03時(UT)前後に小さなピンポイントの反応があった後、21時(UT)頃から乱れはじめ、04/20 01時(UT)頃にやや落差のある反応が出ています。
この後乱れが出るようなら要注意。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
04/19 21時(UT)くらいから、やや振れ幅のあるラインになってきましたが、大きな乱れや反応は出ていません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
04/19 12時(UT)以降、所々トゲのような反応はありますが、動き自体は概ね穏やかです。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

コメント