太陽フレアと黒点数(2015年06月12日更新) ※そろそろCME影響下

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■06月の特異日■
画像へのリンク
※05/31リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
6/12
 10:48 C4.1
 09:45 C2.2
 04:34 C3.0
 03:34 C2.2
 02:15 C4.5
 00:11 C7.0 (2367)
6/11
 23:30 C8.7 (2367)
 20:56 C4.5
 20:25 C3.8
 17:37 M1.0 ☆(2367)→06/13 00:37
 13:54 C1.8
 11:26 C4.6
 03:00 C2.2
6/10
 21:30 C3.3
 11:15 C6.0
 10:31 C2.5
 04:52 C2.8
6/ 9
 — —
6/ 8
 — —
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 06月05日 105 ※1日目
 06月06日 129 ※2日目
 06月07日 136 ※3日目
 06月08日 122 ※4日目
 06月09日 110 ※5日目
 06月10日 105 ※6日目
 06月11日 101 ※7日目

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
06/05 sum01 Max1
06/06 sum08 Max2
06/07 sum13 Max3
06/08 sum31 Max6
06/09 sum19 Max3
06/10 sum18 Max3
06/11 sum12 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
11日は「やや静穏」でした。

※11時現在、国分寺、山川、沖縄にスポラディックE層あり

⇒山川、やや強め

■潮の切り替わり■
06/12 小潮(24.9:二十六夜)
06/13 長潮(25.9:有明月)
06/14 若潮(26.9:有明月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
06/13 18時10分:P/2009 Q4ボアッティーニ彗星が近日点を通過(周期5.6年)
06/13 23時44分:P/2010 B2ワイズ彗星が近日点を通過(周期5.5年)
06/14 03時07分:220P/マクノート彗星が近日点を通過(周期5.5年)
06/14 03時46分:148P/アンダーソン・リニア彗星が近日点を通過(周期7.0年)
06/15 05時15分:196P/ティヒー彗星が近日点を通過(周期7.3年)
06/16 19時18分:P/2012 F5ギブス彗星が近日点を通過(周期5.2年)
06/16 23時05分:●新月
06/24 02時00分:月の距離が最遠(1.051、40万4132km、視直径29.5′)
06/24 20時03分:上弦
06/25 14時11分:P/2009 WX51カタリナ彗星が近日点を通過(周期5.4年)
06/25 19時31分:233P/ラサグラ彗星が近日点を通過(周期5.3年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
黒点数は101個です。100個超え7日目
現時点で地球の正面の黒点群は2365,2366です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2360の磁場タイプはβγ型のままです。要注意。
2366の磁場タイプがβγ型になりました。要注意。
南半球東端から2367が回り込んできました。
2364はカウントされなくなりました。

[黒点数変化]
2360:(12→12)20→13個 [βγ→βγ] ※北半球西側
2361:(09→01)03→01個 [β→α]
2362:(08→08)07→06個 [β→β]
2365:(03→05)04→08個 [β→β]
2366:(05→08)09→08個 [β→βγ] ※北半球西寄り
2367:(新:05)05個 [β] ※南半球東端
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日より上がっています。
前日よりフレアの発生件数が増え、個々のフレア強度も増しています(フレアは、主に2360と2367で発生)。
昨日夕方、久々に中規模太陽フレアが発生しました。発生源は、南半球東端から回り込んできた2367です。
2367、まだ全体が見えませんが、大きそうなので今後注意が必要かも。
2366の磁場タイプがβγ型になったので、活動が活発化してくるかもしれません。
そろそろCMEの影響下に入るようです、ご注意ください。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも注意。

■CME到着予測■
イベント発行日:2015年6月10日09:17:39.0 JST
CMEの到着時間:2015年6月12日21:19:01.0 JST
到着時間信頼度レベル:± 6時間
外乱所要時間:24時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

■太陽風■
620km/s前後で推移していましたが、徐々に下がり、現在は490km/s前後d推移しています。
磁場は、南北に細かく振れています。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
06/11 04時(UT)くらいにピンポイントの強い反応が出ています。
その後、08時(UT)くらいにも反応がありました。ご注意ください。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
所々小さな反応がありますが、大きな乱れや反応はありません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
06/11 14~17時(UT)にかけて少し乱れがありましたが、動き自体は概ね穏やかです。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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