太陽フレアと黒点数(2015年06月23日更新) ※CME影響下&大き目中規模太陽フレア

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■06月の特異日■
画像へのリンク
※05/31リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
6/23
 02:20 M5.6 ☆(2371)→06/24 09:20
6/22
 14:09 C7.5
 11:05 C3.1
 07:15 C6.5
 05:28 C2.2
 03:07 M1.1 ☆(2367)→06/23 10:07
 01:02 C1.9
6/21
 18:23 M3.8 ☆(2367)→06/23 01:23
 11:09 M2.6 ☆(2371)→06/22 18:09
 10:09 M2.0 ☆(2371)→06/22 17:09
6/20
 15:13 M1.0 ☆(2371)→06/21 22:13
 11:36 C2.3
 00:32 C1.8
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 06月16日 087
 06月17日 094
 06月18日 082
 06月19日 074
 06月20日 089
 06月21日 079
 06月22日 077

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
06/16 sum12 Max3
06/17 sum19 Max3
06/18 sum10 Max2
06/19 sum02 Max2
06/20 sum02 Max1
06/21 sum11 Max5
06/22 sum31 Max7
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
22日は「擾乱」でした。

※12時現在、稚内、国分寺、山川、沖縄にスポラディックE層あり

→国分寺強め。

■潮の切り替わり■
06/23 中潮(06.5:宵月)
06/24 小潮(07.5:九夜月)【上弦】
06/25 小潮(08.5:十日月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
06/24 02時00分:月の距離が最遠(1.051、40万4132km、視直径29.5′)
06/24 20時03分:上弦
06/25 14時11分:P/2009 WX51カタリナ彗星が近日点を通過(周期5.4年)
06/25 19時31分:233P/ラサグラ彗星が近日点を通過(周期5.3年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群がカウントされました。黒点数は77個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2371です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2367の磁場タイプはβγ型のままです。数日で西へ没しますが要注意。
2371の磁場タイプもβγδ型のままです。δ構造持つので要警戒。
北半球西端に2372がカウントされました。

[黒点数変化]
2367:(08→11)17→09個 [βγ→βγ] ※南半球西端
2371:(16→17)42→34個 [βγδ→βγδ] ※北半球西寄り
2372:(新:03)04個 [β] ※北半球西端
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日と同等。
フレアの発生件数はやや少なくなっていますが、今日未明、M5.6の中規模としてはやや大き目なフレアがほぼ正面にある2371で発生しています。
現時点でCME到着予測は追加されていませんが、長時間タイプだった事と位置的に要注意。※CMEが追加されたら追記します。
現在、CMEの影響下にあります。1つ目は影響下から抜けたようですが、現在残り3つの影響下にあるようです。
1つは外乱時間が6日と非常に長いです。ご注意ください。
まだまだ活発な活動が予想されます。引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも注意。

■CME到着予測■
(2)※外乱時間が長時間です。
イベント発行日:2015年6月19日04:10:19.0 JST
CMEの到着時間:2015年6月21日18:26:03.0 JST
到着時間信頼度レベル:± 6時間
外乱所要時間:159時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

(3)※追加分
イベント発行日:2015年6月21日19:15:00.0 JST
CMEの到着時間:2015年6月23日01:24:02.0 JST
到着l時間信頼度レベル:± 6時間
外乱所要時間:23時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

(4)※追加分
イベント発行日:2015年6月21日21:56:43.0 JST
CMEの到着時間:2015年6月23日06:43:01.0 JST
到着時間信頼度レベル:± 6時間
外乱所要時間:23時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

■太陽風■
350km/s前後で推移していましたが、今朝3時くらいから一段速度が上がり、現在730km/s前後とかなり高速な状態です。
磁場は、細かく南北に振れた後、北に振れたり、南に振れたりしています。
※正面やや東にあるコロナホールの影響が24~25日頃に届く模様。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
06/22 05時(UT)以降は、激しい乱れがあります。

●プロトン
UTで日付が21日に変わる頃から上昇に転じていたのですが17時(UT)以降は更にレベルが上がっています。
※06/22 22時(UT)くらいからは下降に転じています。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
06/22 15時くらいに少し落ち込みがあったのですが、06/22 18時(UT)くらいからかなり激しい落差が出ています。ご注意ください。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
06/22 15時(UT)以降、乱れが出ています。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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