太陽フレアと黒点数(2015年11月23日更新) ※CME到着予測3つ

遅くなってスミマセン。まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■11月の特異日■
画像へのリンク
※11/01リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
11/23
 10:26 C8.7
 09:43 C1.6
 07:40 C2.7
11/22
 19:18 C2.4
 14:31 C5.6
 10:31 C5.1
 02:31 C1.6
11/21
 22:37 C3.3
 22:10 C2.0
 11:09 C1.6
11/20
 — —
11/19
 — —
11/18
 — —

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 11月16日 044
 11月17日 033
 11月18日 036
 11月19日 051
 11月20日 052
 11月21日 059
 11月22日 076

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
11/16 sum19 Max3
11/17 sum10 Max3
11/18 sum20 Max4
11/19 sum09 Max3
11/20 sum09 Max3
11/21 sum04 Max2
11/22 sum03 Max1
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
22日は「極めて静穏」でした。

■潮の切り替わり■
11/23 若潮(11.4:宵月)
11/24 中潮(12.4:十三夜)
11/25 中潮(13.4:小望月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
11/24 05時07分:月の距離が最近(0.944、36万2817km、視直径32.9′)
11/26 07時44分:○満月
11/27 01時53分:249P/リニア彗星が近日点を通過(周期4.6年)
11/30 07時21分:324P/ラサグラ彗星が近日点を通過(周期5.5年)
12/03 16時40分:下弦
12/05 13時15分:329P/リニア・カタリナ彗星が近日点を通過(周期11.8年)
12/05 23時56分:月の距離が最遠(1.053、40万4799km、視直径29.5′)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が観測されました。黒点数は76個です。
現時点で地球の正面の黒点群は、ありません。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2454の磁場タイプがβγ型になりました。要注意。
北半球東端から2458が回り込んできました。

[黒点数変化]
2454:(08→08)14→16個 [β→βγ] ※北半球西端
2456:(05→03)05→06個 [β→β]
2457:(08→08)10→13個 [β→β]
2458:(新:02)01個 [α] ※北半球東端
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日よりやや上がっています。
2454の磁場タイプがβγ型になり、殆どのフレアが2454で発生しています。
CME到着予測が3つ出されました。
3つのうち、外乱時間が非常に長いものが2つあります。また、3つの影響が重なる時間帯があります。ご注意ください。
引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも注意

■CME到着予測■
①※外乱時間が長い
イベント発行日:2015 年11月23日08:53:33.0 JST
CMEの到着時間:2015 年11月25日08:47:18.0 JST
到着時間の信頼レベル:±6 時間
外乱時間:151 時間
外乱期間信頼レベル:±8 時間

②※外乱時間が長い
イベント発行日:2015 年11月23日06:46:12.0 JST
CMEの到着時間:2015 年11月25日10:41:32.0 JST
到着時間の信頼レベル:±6 時間
外乱時間:152 時間
外乱期間信頼レベル:±8 時間


イベント発行日:2015 年11月23日10:53:28.0 JST
CMEの到着時間:2015 年11月26日05:40:18.0 JST
到着時間の信頼レベル:±6 時間
外乱所要時間:20時間
外乱期間信頼レベル:±8 時間

■太陽風■
引き続き、340km/s前後で推移しています。
磁場は、北側で上下に振れていましたが、現在は南北に細かく振れています。
※南の極にコロナホールがあります。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
概ね穏やかな推移です。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
一部、トゲのような反応もありますが、動き自体は概ね穏やかな推移です。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
穏やかな推移です。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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