太陽フレアと黒点数(2015年12月11日更新)※コロナホール影響下

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■12月の特異日■
画像へのリンク
※12/06リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
12/11
 — —
12/10
 16:37 C3.9 (2468)
12/ 9
 07:39 C4.5 (2466)
 03:54 C6.7 (2466)
12/ 8
 — —
12/ 7
 — —
12/ 6
 01:15 C1.9
 00:15 C2.0
12/ 5
 01:53 C4.0 ※イベントリストより

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 12月04日 025
 12月05日 041
 12月06日 038
 12月07日 050
 12月08日 058
 12月09日 077
 12月10日 086

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
12/04 sum03 Max1
12/05 sum17 Max4
12/06 sum26 Max4
12/07 sum24 Max4
12/08 sum15 Max3
12/09 sum11 Max3
12/10 sum23 Max4
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
10日は「擾乱」でした。
※11時現在、国分寺にスポラディックE層あり。
※値強め

■潮の切り替わり■
12/11 大潮(29.4:朔)【新月】
12/12 大潮(00.7:既朔)
12/13 大潮(01.7:三日月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
12/11 06時38分:327P/ファンネス彗星が近日点を通過(周期6.7年)
12/11 19時29分:●新月
12/12 00時09分:204P/リニア・ニート彗星が近日点を通過(周期7.0年)
12/12 17時13分:月が最南(赤緯-18°26.3′)
12/13 01時56分:180P/ニート彗星が近日点を通過(周期7.6年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群がカウントされました。黒点数は86個です。
現時点で地球の正面の黒点群は、2463,2464,2465,2466,2467です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
南半球東端に2468がカウントされました。
北半球東端に新しい活動領域があります。
2462はカウントされなくなりました。
2464が南半球東寄りで再びカウントされました。

[黒点数変化]
2463:(04→05)04→03個 [α→β]
2464:(再:01)03個 [β] ※南半球東寄り
2465:(05→07)06→05個 [β→β]
2466:(05→06)12→08個 [β→β]
2467:(03→04)03→04個 [β→β]
2468:(新:04)03個 [β] ※南半球東端
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日と同等です。
フレアは東端から回り込んできた2468を中心に2465でも発生しています(昨日のC3.9は2468が発生源)。
赤道やや南の西側にあるコロナホールの影響で太陽風の速度が上がっています。ご注意ください。
引き続き全体を注視したいと思います。
※目立つフィラメントはありませんが、小さなものがアチコチにあります(数は増えています)

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
昨晩21時の時点で580km/sとやや高速な状態でしたが、更に速度は上がり、現在630km/s前後で推移しています。
磁場は、南北に細かく振れています。
※赤道よりやや南の西側にコロナホールがあります。北半球東側にもコロナホールがあります。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
UTで10日なった頃から乱れが出て、所々反応もあります。
念のため、ご注意ください。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
12/10 09時前後、14時前後(UT)に少し反応が出ています。
幅のあるラインが続いていて、所々小さな反応も出ています。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
12/10 14時前後、16時(UT)前後に強い反応がありました。その後、20時(UT)くらいにも小さな反応が出ています。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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