太陽フレアと黒点数(2016年02月20日更新) ※CME&コロナホール影響下(磁気嵐は収束)

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■02月の特異日■
画像へのリンク
※01/31リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
2/20
 07:46 C2.7
2/19
 17:49 C1.4
 13:31 C2.1
 12:04 C2.0
 09:03 C1.6
 06:08 C1.8
2/18
 10:48 C7.2
 06:41 C2.1
 05:03 C4.6
 03:06 C7.4
2/17
 18:52 C2.0
 15:18 C2.9
 13:54 C9.4
 11:33 C1.8
 10:41 C2.2
 03:44 C2.8
 00:29 C2.1
2/16
 22:36 C1.9
 15:35 C2.4
 10:46 C3.5
 06:34 C4.1
 06:14 C4.0
 04:30 C1.7
 03:42 C2.9
 02:46 C4.1
 02:14 C2.5

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 02月13日 046
 02月14日 052
 02月15日 048
 02月16日 049
 02月17日 060
 02月18日 035
 02月19日 042

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
02/13 sum14 Max3
02/14 sum16 Max4
02/15 sum11 Max3
02/16 sum30 Max5 ※磁気嵐発生中
02/17 sum29 Max5 ※磁気嵐継続中
02/18 sum29 Max4 ※磁気嵐継続中
02/19 sum20 Max4 ※磁気は収束しました
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
19日は「やや擾乱」でした。
※12時現在、稚内にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
02/19 長潮(10.5:宵月)
02/20 若潮(11.5:十三夜)
02/21 中潮(12.5:小望月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
02/23 03時20分:○満月
02/27 12時28分:月の距離が最遠(1.055、40万5383km、視直径29.5′)
02/28 05時20分:147P/串田・村松彗星が近日点を通過(周期7.4年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群がカウントされました。黒点数は42個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2501,2504です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2497は西へ没しました。
2502はカウントされなくなりました。
北半球西寄りに2504がカウントされました。
東端(北半球・南半球)の向こう側に新しい活動領域があります。

[黒点数変化]
2501:(02→04)01→03個 [α→β]
2503:(01→05)01→06個 [α→β]
2504:(新:03)03個 [β] ※北半球西寄り
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日より下がっています。2497が没した後はかなり下降。
フレアは2497で発生していましたが、没した後は南半球東端の新しい活動領域で発生しているようです。
CMEの影響下です。今回予想されている外乱時間は9日間とかなり長時間。ようやく半分を過ぎたところ。
現在CMEとコロナホールの影響が重なっているようです。ご注意ください。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメント:フィラメントは正面に正面付近に小さなものが数個あるだけになりました。
南半球西寄りのフィラメントの噴出はCMEを伴っていないようです。

■CME到着予測■
イベント発行日:2016年2月12日06:13:26.0 JST
CME到着時間:2016年2月15日15:14:25.0 JST
到着時間の信頼レベル:± 6時間
外乱時間:222時間
外乱期間信頼レベル:± 8時間

■太陽風■
570mk/s前後で推移していましたが徐々に下がり、現在は510km/s前後で推移しています。
磁場は、南北に振れていますが、やや北寄り。
※南半球の極から延びているコロナホールは少し小さくなりました。
北半球東側(極近く)のコロナホールが分裂したのか、コロナホールが2つカウントされています。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
全体的なレベルは上昇したまま。
所々小さな反応がありますが、大きな乱れや強い反応は出ていません。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
※一部データが欠落した時間帯があります。
所々極小さな反応が出ていますが、大きな乱れや強い反応はありません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
02/19 11時(UT)以降、所々トゲのような反応がありますが、大きな乱れや反応は出ていません。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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