太陽フレアと黒点数(2025年12月11日更新)

本日のまとめ:中規模太陽フレアが南半球西側にある4294と4296で発生していて活動は活発です。黒点数は134、地磁気はSum 20 前後。磁気嵐が今朝6時くらいに発生して継続中です。詳報は各セクションへ。

CME到着予測

  • 12/11 02時頃~12/12 02:00 (X1.1)

※推定時間帯。前後にずれる可能性があります。

黒点・地磁気ダイジェスト

黒点数推移

日付 黒点数
12月04日 176
12月05日 133
12月06日 129
12月07日 133
12月08日 146
12月09日 134
12月10日 134

地磁気[柿岡]

日付 Sum Max
12/04 26 4
12/05 20 3
12/06 20 3
12/07 11 2
12/08 03 1
12/09 07 2
12/10 20 5

※更新時の値。後から修正されることがあります。

地磁気K指数(柿岡、過去7日間・3時間値・JST)

※3時間ごとのK指数(JST, 過去7日分)。色分けはNICTのアラートレベルに準拠。

太陽フレア

フレア一覧(全件 / JST)

日付 時刻 規模 領域 備考
12月11日 07:46 C4.8 4294
07:02 M4.4 4294
04:20 C3.8 4296
12月10日 23:57 C3.4 4294
22:56 C3.7 4296
22:34 M1.6 4294
19:23 C4.1 4294
18:37 M1.0 4294
16:25 M1.9 4294
15:18 C3.6 4294
14:33 C3.1 4294
14:00 C4.1 4296
13:18 M1.2 4294
12:05 C9.5 4296
11:31 C8.0 4294
09:54 C7.8 4294
09:33 C4.5 4294
08:16 M1.5 4296
07:33 C3.7 4305
06:31 C5.0 4294
05:56 C3.4 4294
03:53 C3.9 4298
01:54 C3.8 4294
12月9日 23:56 M1.5 4294
22:03 C4.8 4294
21:36 C4.4 4294
20:18 C6.0 4294
18:59 C4.2 4294
16:41 M1.6 4294
16:15 M1.3 4294
15:28 C8.9 4294
14:33 C3.1 ?
10:58 C9.1 4294?
10:34 M1.2 4294
09:22 M2.0 4299
08:50 C2.6 4298
07:03 M1.2 4299
06:00 M3.1 4294
00:48 C4.7 4294
00:01 C3.7 4294
12月8日 22:57 C4.8 4299
21:42 M1.0 4294
21:19 C5.2 4294
17:52 C8.0 4294
15:41 M1.8 4299
14:20 C3.5 4304
13:54 X1.1 4298
13:18 C6.2 4296
12:43 C4.1 4294
11:50 C3.6 4296
10:39 C2.7 4294
09:33 M2.0 4294
08:56 M2.4 4299
07:56 C3.7 4296
07:32 C6.7 南半球西側
06:17 C5.4 4294
05:41 C6.3 4298
04:04 C3.7 南半球西側
02:23 C4.9 南半球西側
12月7日 22:22 C3.4 4294
20:53 C7.5 南半球西側
19:11 C2.7 4294
18:52 C3.3 4296
18:33 C2.8 4296
16:57 C3.4 4296
16:33 C4.4 4294
05:31 M8.1 4299
04:01 M1.1 4299
12月6日 18:38 C3.6 4294
11:58 C6.4 4294
10:15 C5.7 4297
07:39 C5.2 4299
05:01 C3.8 4296
01:16 C4.3 4294
12月5日 10:45 C7.3 4299
09:04 C3.9 4296
08:13 C6.8 4296
12月4日

太陽画像

フレアチャート(X線)

goes x ray flux 1 minute

出典:SWPC / GOES(クリックで原寸または元画像)

フィラメント・コロナ

太陽外観図(NOAA)※予報官さんの手書き

出典:SDO / SOHO 他

SDO可視光(黒点番号入り)

黒点分布(SDO)

出典:SDO / HMI。クリックで原寸表示。

黒点群の動向

黒点群 Extent Count Area 磁場タイプ 備考
4294 11→14 23→25 800→800 βγδ→βγδ 南半球西端
4296 12→11 08→05 420→420 βδ→βδ 南半球西側
4298 04→03 03→02 060→060 β→β 南半球西端
4299 09→09 06→06 040→020 βδ→β 北半球西側
4303 01→01 01→01 010→010 α→α 南半球東寄り
4304 08→08 07→15 050→070 β→βγ 北半球西側
4305 05→07 05→10 020→070 β→βγ 南半球東寄り

※Area:黒点群の面積 Extent:東西の広がり Count:黒点数
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

衛星・チャート

静止軌道電子・プロトンなど

GOES Electron Flux(電子)

GOES電子フラックス(NOAA)

※電子の増減傾向を確認。上昇時は衛星通信などへ影響することがあります。

GOES Proton Flux(陽子)

GOES プロトンフラックス(NOAA)

※プロトンの上昇は放射線イベントを示す場合があります。

スポラディックE層(foEs)

latest foEs

出典:NICT / ほか(クリックで原寸)。※エコーが強いときは短波伝搬に影響。

太陽風

Solar Wind(太陽風チャート)

リアルタイム太陽風(NOAA)

出典:NOAA / SWPC(クリックでリアルタイムチャート)

概況

370km/s前後で推移していましたが、現在430km/s前後で推移しています
磁場は南に強く振れた後、やや北より

※磁場が南向きに強く振れると磁気嵐の要因になります。

潮汐・天文

潮の切り替わり

  • 12/11 中潮(20.8:宵月)
  • 12/12 中潮(21.8:二十三夜)【下弦】
  • 12/13 小潮(22.8:有明月)

※()内は月齢と呼称

天文現象(AstroArts)

  • 12/12 05時52分:下弦
  • 12/17 15時09分:月の距離が最遠(1.057、40万6322km、視直径29.4′)
  • 12/19 13時:P/2019 S3パンスターズ彗星が近日点を通過(周期6.3年)
  • 12/20 08時:240P/ニート彗星が近日点を通過(周期7.6年)
  • 12/20 10時43分:新月
  • 12/21 01時:C/2025 L2マップス彗星が近日点を通過
  • 12/21 08時:P/1999 XN120カタリナ彗星が近日点を通過(周期8.6年)
  • 12/22 00時03分:冬至(太陽黄経270°、東京日出:06時47分、日入:16時32分)
  • 12/23 01時:235P/リニア彗星が近日点を通過(周期6.4年)
  • 12/25 21時:331P/ギブス彗星が近日点を通過(周期5.2年)
  • 12/27 19時:261P/ラーソン彗星が近日点を通過(周期6.5年)
  • 12/28 04時10分:上弦
  • 12/28 19時:C/2023 X2レモン彗星が近日点を通過

出典:AstroArts

地震モニタ

日本の地震画像(Hi-net)+USGS(クリックで展開)

日本全域の最新地震分布(広域)

日本全域の最新地震分布

北海道の最新地震分布

東北から関東の最新地震分布

東海から中四国までの最新地震分布

近畿から九州までの最新地震分布

日本全域の最新地震分布(気象庁)

世界最新地震分布(USGS)

※Hi-net画像:防災科研。USGSは世界のM3+(画像クリックで原寸・元ページ)

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