太陽フレアと黒点数(2011年08月05日更新)

【リーマンさんより】
・8/3のM6.1の31時間後8/5 5時から注意。
・8/4 12:41中規模太陽フレアが発生。 5日は、朝から~夜も注意しましょう。

まとめ報告です。

※昨日のM9.3太陽フレアの31時間後は本日19時40分頃となります。
しかし小規模な太陽フレアが次々と発生しているので、ピンポイントな時間だけではなく、ご自宅でも外出先でも、常に防災意識とともに行動なさってください。

[太陽フレア](JST)
8/ 5
 08:19 C3.7
 07:46 C1.7
 06:05 C3.3
8/ 4
 23:32 C1.8
 22:03 C2.2
 18:15 C2.6
 16:56 C3.5
 12:41 M9.3 ★
 11:15 C3.3
 09:46 C1.7
 04:23 C8.5
 03:51 C2.3
8/ 3
 22:12 M6.1 ★
 19:00 C1.6
 16:37 C8.8 ☆
 13:28 M1.7 ☆
 12:05 M1.2 ☆
8/ 2
 20:35 C2.1
 14:58 M1.5 ☆
 14:01 C4.8
 06:47 C3.3
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

[黒点数]
一週間の推移です。
 7月29日 88
 7月30日 101 ※
 7月31日 128 ※
 8月01日 130 ※
 8月02日 98
 8月03日 66
 8月04日 81

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
7/29
 sum6 Max3
7/30
 sum16 Max3
7/31
 sum13 Max2
8/01
 sum8 Max2
8/02
 sum2 Max1
8/03
 sum2 Max1
8/04
 sum2 Max1

※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
3日は「極めて静穏」です。

[天文現象]
特にありません

黒点数は81個です。

1261黒点郡が再びβγδ型へと変化しました。1263黒点郡もβγδ型のままです。
両黒点郡は、西へと移動していっていますが、大きな姿を保ったままです。
昨日のM9.3以降、両黒点郡ともCクラスの太陽フレアを次々に発生させていますので、引き続き注視したいと思います。

昨日のM9.3の太陽フレアはCMEを伴っています。
3日連続で中規模太陽フレアが発生していますので、これら太陽フレアによるCMEの影響で太陽風に乱れが起こる可能性があります。

念のため、ご注意ください。

生かして頂いてありがとう御座位ます

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※彗星データ:AstroArts

コメント

  1. ネドベド より:

    お疲れさまです。
    dorachiさん、今日も更新ありがとうございます。ここ2、3日の目まぐるしい変動に、ヘトヘトなんじゃないですか?みなさんは、今日は
    人事を尽くして天命を待つ!って、心境なのでしょうか?

    そんな時に、今更聞くのも何なんですが、昨日発生したM9・3なんですが…
    30日の日にも1261からM9・3のフレアが発生しβγδ型で(記号入力あってますかい?)「これは、ほぼXクラス」と、おっしゃってましたよね?
    昨日のM9・3も「ほぼXクラス」と、思っていいのでしょうか?また、30日と昨日のCMEの違いは、かなりあるのでしょうか?今回のM9・3もいまいち、また1261から発生したのか?1263なのか?Cクラスのとゴッチャになってきて解りませぬ。
    本を読んで知恵熱が出てきたみたいで、頭もガンガンして高熱で寝込んでます(涙)

    どっちにしても、感謝想起するしかないのですが…
    気になってしまいました。

    皆様、明日はそれぞれ笑顔で日常の生活を送りたいですね(ニコッ)

    また、間違った事を書いてたらゴメンナサイ!!

  2. さらぱお より:

    データの整理
    本家コメント欄でもCME到着時間について、誤記が見られますので、一度整理しておきましょう。又、これがネドベドさんの疑問を解消するかも知れません。

    以下の順番で整理します。
    フレア規模(発生黒点)、日時(JST)、30時間後(JST)

    a.M1.1(1261) 8/3 12:08 8/4 18:08
    b.M1.7(1263) 8/3 13:29 8/4 19:29
    c.M6.0(1261) 8/3 22:17 8/5 04:17
    d.M9.3(1261) 8/4 12:41 8/5 18:41

    このうち、a.とb.は既に地球に到達しています。c.とd.は二つが一つになって8/5 19:00(±7時間)で到着する、と予想されています。特にd.は秒速1,950kmの猛烈なスピードでCMEが放出さたことで、c.のCMEに追いついてしまい合体した、と予想されています。1261も1263も黒点の形態がβγδ型である、ということ。以上はSpace Weather.comの記事から一部を引用しています。データはLMSALから抽出したものを自分のExcelで整理した内容です。従って、フレア規模の数値や時間等に若干、dorachiさんの採用されているデータと異なる場合があることをご了解下さいね。

  3. ネドベド より:

    ありがとうございます
    いつも、さらぱおさんの丁寧な説明ありがとうございます。

    リーマンさんの逆算も、30時間後の計算になったり、20時間後が加わったり、31時間後になったりされてましたもんね。(3・11が31時間後だったから?)dorachiさんも大変だぁ~

    それでは、もう今日はMクラスの影響がある大きい地震はないと思ってよいのですかね?
    福島で震度4とか岩手で震度3とかチョコチョコこちらも揺れはありましたが…
    震度5以上とかは、ないですかね~?懸念されてた千葉も。
    長い長い緊張感は解いても、もう大丈夫かな?
    日付けが変わるまでは、少し用心しながら…

    ありがとうございました。

  4. ネドベド より:

    あっ!!違うか!!
    cとdが1つになって±7時間後だから、まだまだ油断ならぬ状態!?
    しかも、1つになるなんてあるんですね!!M9・3が追い付いちゃうのはコロナ放出量のせいですか!?
    すると、エネルギーも倍増するんですか!?

    ゴメンナサイっっ、ちゃんとコメント読んでるんだけど、やはり理解するには難しいですね…熱もあってボ~っとしてるのもありますが、まだ何か勘違いしてるかな?失礼しました。

  5. さらぱお より:

    拝復
    拝復
    わたしが云ってるのはリーマンさんの逆算では無く、Unknownで書かれたどなたかのコメント欄での発言です。引用者は、恐らく英文を正確に解釈していないまま、コメント欄に引用している、と推測します。>誤記

    さて、結論から言って緊張はまだ続くのではないでしょうか?天災は忘れた頃にやって来る、と古来から云いますよね?

    先のc.とd.の影響ですが、JST 8/5 19:00(±7時間)は、USTで8/5 10:00です。
    この時間帯で世界中で発生した主たる地震は、次にまとめられます。(但し、抜粋。Mはマグニチュード。時間はUTC=UST)

    08:14 M5.0 パプアニューギニア
    08:14 M4.4 セレベス海

    (10:00台までにカリフォルニア、ハワイ、アラスカ、プエルトリコ等でM1.2~M3.1レベルは多数発生)

    10:38 M4.7 トンガ
    10:58 M4.9 日本本州
    11:16 M4.7 日本本州

    これらの地震はCMEの直接的な影響によるものであるのかどうか、は不明です。しかし、到着予想時間前後にこれだけの地震が発生した、のは事実です。わたしは昨晩から、改めてリュックサックを寝床の傍に置いて寝ています。

  6. ネドベド より:

    さらぱお様
    誤記の件、失礼しました。

    つい最近まで黒点の存在さえも知らなかった者ゆえ、お許し下さい。

    確か、JSTは日本標準時間。USTはアメリカ標準時間でしょうか?(USAのU?)
    2つのMクラスのフレアが1つになるなんて、パワーも倍増するか心配です。でも、受け入れるしかないですから、ひたすら感謝想起ですね!!

    私も、毎日リュックと寝てます。携帯ストラップは超小型のLEDになってます(余談か…)

    さらぱお様の貴重なお時間を消耗させてしまい、申し訳ございません。

    dorachiさん!!私の理解力の無さでコメント欄をイッパイ使ってゴメンナサイ!!
    今日もお仕事、ご苦労様でした。

  7. dorachi より:

    ネドベド様 さらぱお様
    こんばんは。

    色々やりとりありがとうございます。
    本Blogのコメント欄はご自由にお使いいただいて構いませんよ。

    リーマンさんの太陽フレア後の注意時刻=CMEの到着時刻なのかどうか分りかねるのですが、さらぱお様とフレア後の地震についてやりとりしていて、個人的にはCMEがスイッチになるのかな、と思ってます。

    さらぱお様がチラリと触れていらっしゃいますが、今回はCMEの噴出しが激しかったんです。
    CMEが噴き出る際のスピード等が地球到達までの時間に関係するようなのですが、実際には加速したりするので、おおよその見当はつけられても正確な時間を割り出すのはなかなか難しいようです。
    (太陽表面を出発した太陽風粒子が加速されるメカニズムは謎のままなため)

    また、太陽は大きくて丸いので、どの地点でどっち向きに噴出したかによっても影響が到着する時刻が変わってくると思います。
    (さらぱお先生、あってますか??違ってたらご指摘を。汗)

    ちなみに、7月30日のM9.3の太陽フレアは特に目立ったCMEはなかったようです。

    影響が到着する正確な時刻については、さらぱお様やNICTのS様にゆだねるとして、自分としてはリーマンさんがおっしゃる、20時間、30時間、31時間をキーにして時刻を載せるようにしています。(本Blogでは載せる際は【日本時間】を意識しています。日本時刻でない場合は、キチンと表記するようにもしています。)

    ちなみに、ですが・・・。
    解説ページに7月30日のM9.3から今日までのフレアをまとめ、20時間後、30時間後、31時間後が何月何日の何時になるのか一覧表を作って載せておきました。
    ※採用しているのは宇宙天気ニュースの時刻と値です。PC推奨です。(携帯の皆様、ゴメンなさい

    https://www.loa-journey.tokyo/%e5%a4%aa%e9%99%bd%e3%83%95%e3%83%ac%e3%82%a2%e3%81%ae%e7%99%ba%e7%94%9f%e6%99%82%e5%88%bb%e3%81%a8%e6%b3%a8%e6%84%8f%e6%99%82%e5%88%bb%e3%80%80%e2%80%bbnict_data/

    本当はCMEの影響が何時くらいからあったのかも合わせて載せたいところなのですが、今週は残業続きでヘロヘロなため、続きは次回とさせてください。

    さらぱお様は、枕元にスタンバイですか。
    自分ももう一度持ち出し袋を確認し、すぐ取り出せるようにしてから寝るようにします。

    リーマンさんのコメントに
    「。。。現在、みなさんの感謝磁気のお陰で、地震への調伏が進行中です。ヤラセはせんです。」
    とありました。

    自分ができる最大限の感謝想起をしようと思います。