太陽フレアと黒点数(2011年09月15日更新)

■今日から9月です。防災意識&感謝想起強化で過ごしましょう■

[リーマンさんより]
■8時~10時の感謝想起磁気の蓄積が大切■

まとめ報告です。

[太陽フレア](JST)
9/15
 11:41 C2.3
 09:24 C4.6
 08:28 C3.1
 06:46 C3.2
 05:41 C9.2
 01:37 C4.0
 00:57 C4.2
9/14
 20:12 C2.3
 17:29 C2.0
9/13
 21:03 C2.5
 05:30 M1.0 (1295)※SWCの値
9/12
 21:14 C2.9
 12:24 C2.0
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

[黒点数]
一週間の推移です。
 9月08日 47 
 9月09日 65    
 9月10日 77    
 9月11日 94  
 9月12日 97
 9月13日 118※
 9月14日 144※

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
9/06 sum12 Max2
9/07 sum8 Max3
9/08 sum1 Max1
9/09 sum22 Max5
9/10 sum31 Max5
9/11 sum13 Max3
9/12 sum22 Max4
9/13 sum18 Max4
9/14 sum9 Max2

※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
14日は「静穏」です。

[天文現象]
特にありません

[静止軌道電子]※クリックで拡大

※傾向把握のための掲載です。リアルタイムデータではありません。

黒点郡が3つ増え(1296、1297、1298)、それに伴い黒点数もぐっと増えました。

太陽フレアは小さなものが多数発生しています。今朝C9.2の太陽フレアを発生させたのは1297黒点郡です。こちらは太陽の西側の南半球に位置しています。(あと数日で西へ没すると思います)

規模が大きな黒点郡は1289(一番大きく目立つ黒点郡)だけで、他の黒点郡の黒点数自体はそれほど多くありません。(小さな黒点郡が散在している状態です)

一部衰退した黒点群もありますが、ほとんどの黒点郡で黒点数の増加が認められます。
また、現時点でほぼ全ての黒点郡の磁場タイプがβ/β 型です。(これは注意型の一歩手前の形状です)
磁場タイプが複雑化してくると中規模以上の太陽フレアの懸念が高まりますので、個々の黒点郡の黒点数の増加、磁場タイプ等に引き続き注視したいと思います。

太陽はしばらく活発な状態が続きそうです。

今日も感謝想起&防災意識強化で過ごしたいと思います。

生かして頂いてありがとう御座位ます

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※彗星データ:AstroArts
※静止軌道電子の画像はNOAAからお借りしました

コメント

  1. さらぱお より:

    The Sun Todayから
    dorachiさん

    FBのコメントに面白い記事が投稿されていました。即ち、NASAの発表によれば、LatePhase in Solar Flares (太陽フレアの後期位相、とでも訳すのでしょうか?)なる現象が新たに発見されたそうです。通常、フレア爆発が生じた瞬間に全てのエナジーが放出された、と考えられていますが、15%程度のフレアでは爆発後の1~2時間後に、放出されるエナジーの方が、最初の爆発以上に影響力が強いことが観察されたと発表した、と報じています。NASAの広報にもいってリリースされた記事と、実証した実験データの映像を見ましたが、成る程だったです。つまり、リーマン仮説では、当初フレア爆発の「30時間後」だったのが、いつの間にか「31時間後」に変更になりましたが、この理由が、この後期位相フレアにあったのではないか、と推測する次第です。NASAでは2010年5月のフレア爆発から、この現象をSDOで観察したそうですが、考えてみればXフレア規模のフレアとて可視光ではない、強烈な電磁波の放出ですから、今まで盲点だった様ですね。

  2. dorachi より:

    Re:The Sun Todayから (さらぱお様)
    こんばんは。
    いつも情報ありがとうございます。
    教えていただいたNASAの該当ページを見つけたので翻訳を頼りに全文読んでみました。

    用語を訳せないのか[・・・]になってたり、変な日本語になっていたりして、少し(とても?)分りづらかったですが・・・。(苦笑

    X線チャートのてっぺんに当たるところがエネルギー放出のピーク、と思ってたんですが、そうじゃないってことですか・・?
    爆発後(しかも1-2時間後)に放出されたエネルギーの方が影響が強い、ってのが引っ掛かります。どういう影響??何に影響があるんでしょう??
    それに、最初に放出された電磁波と1-2時間後に放出された電磁波は同じ性質のものなのか違うものなのか・・。どういうメカニズムでわざわざ1-2時間ズレるんだろう・・。
    うーん、疑問がたくさんです・・。

    30時間と31時間と迷った時期もあったのですが・・・。リーマンさんが31時間に訂正したのは正しかったとNASAが証明した形ですね。流石すぎます。

    しかし・・・それにしてもここ数日、半端ない眠気に襲われております。風邪の引き始めならよいのですが・・・防災意識が必要な気もしますね。

    明日から恒例の週末ですので気を引き締めてまいります。

  3. さらぱお より:

    Unknown
    dorachiさん

    おはようございます。
    >うーん、疑問がたくさんです・・。

    NASAの広報の文書は、専門用語が満載で正直、わたしもさっぱりでした。Face Bookに記載されていたThe Sun Todayの概略記事で内容を掴んだ程度ですからね。かくも太陽のメカニズムは、不思議に満ちている、ということで、まだまだ未知なことだらけ、なんですね。

    >半端ない眠気

    お疲れもあるか、と思います。どうぞご自愛下さい。Live Earthquakes Mapを眺めていると、これ又、かくも世界は地震に満ちている、と改めて思う次第です。やはり地磁気も上昇し、その影響もあるのかも知れませんね。