■9月です。防災意識&感謝想起強化で過ごしましょう■
[リーマンさんより]
■8時~10時の感謝想起磁気の蓄積が大切■
■関東・東海・関西も地磁気が高いので防災意識です■
まとめ報告です。
[太陽フレア](JST)
※時間は31時間後の目安です
9/29
— —
9/28
22:17 M1.2 ☆(1302)⇒31時間後 9/30 05:17
21:26 C9.3 (1302)⇒31時間後 9/30 04:26
17:10 C1.5
11:24 C2.1
05:32 C6.4
9/27
19:49 C1.9
17:04 C2.4
16:41 C3.3
13:35 C5.3
01:42 C4.9
9/26
23:37 M2.6 ☆(?)
22:05 C5.1
18:57 C3.3
18:30 C3.3
16:45 C8.9
16:27 C4.8
14:03 M4.1 ☆(1302)
10:31 C9.6
09:35 C5.2
07:15 C8.7
01:51 M2.2 ☆(1302)
01:11 M1.2 ☆(?)
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※()内は黒点郡の番号です
[黒点数]
一週間の推移です。
9月22日 86
9月23日 90
9月24日 88
9月25日 108※
9月26日 103※
9月27日 82
9月28日 116※
[地磁気]※UTC(協定世界時)です
9/21 sum9 Max3
9/22 sum10 Max3
9/23 sum10 Max3
9/24 sum10 Max3
9/25 sum12 Max3
9/26 sum25 Max6
9/27 sum25 Max4
9/28 sum20 Max4
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
28日は「やや静穏」です。
■磁気嵐は収束しました■
[天文現象]
9/29 03時05分:45P/本田・ムルコス・パジュサコバ彗星が近日点を通過(周期5.3年)
9/29 16時18分:48P/ジョンソン彗星が近日点を通過(周期6.9年)
[静止軌道電子]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大
※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)
[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)
黒点数は116個です。黒点数100個超え1日目です。
1302黒点郡が更に黒点数を増やしたようです。(昨日は26個、現時点では37個)
また、東から黒点郡が回りこんできました。1307黒点郡です。これらが黒点数増加の要因です。
磁場タイプがβγδ型(要注意型)に戻った1302黒点郡が昨晩Mクラスを発生させています。
一時のMクラスの連発はありませんし、活動が一段おとなしくなったようですが、昨日のM1.2をはじめとしてCクラスの太陽フレアを数回発生させています。(リストへの掲載はありませんが、Cクラス、Bクラスの太陽フレアを発生させています)
1302黒点郡は、見た目の大きさは縮小傾向にあるかもしれませんが、地球の正面にいますし、黒点数と磁場タイプから判断するとまだ警戒が必要かもしれません。引き続き注視したいと思います。
静止軌道電子は、ややチャートに乱れはありますが、現時点では警戒ラインを超えていえるわけでも極端に上下に振れているわけでもないです。
今日も感謝想起MAXで過ごしたいと思います。
生かして頂いてありがとう御座位ます
※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※彗星データ:AstroArts
※静止軌道電子の画像はNOAAからお借りしました


コメント
sfeについて
本家コメント欄に「fuyunosora」と名乗る方が、「sfeについて質問します」というコメントを寄せていらっしゃいました。(9/29
8:57:50)質問はリーマンさんに対してであり、わたしが本件についてコメントすることは少しルール違反かも知れませんが、冒頭、dorachiさんに対する謝辞もあったので、恐らくこちらのblogを訪れていらっしゃる可能性もかるかと思い、こちらにわたしの感想を書き込んでおきます。ご本人の弁に依れば、【sfe(solar
flare effect)とは(中略)言い換えると「日中、太陽フレアが日本に直撃して地磁気が乱れた」だと思います】と書かれています。非常に事細やかに検証を進めていらっしゃいます。しかし、残念ながらfuyunosoraさんが進めた検証は「循環論」に陥ってしまった、と考えます。理由は次の通りです。
(1) sfeとは、柿岡観測所に於ける地磁気変動のデータにおいて「太陽フレア発生由来によるもの(と推測されるも含む)」というコメントを寄せただけのものです。
(2) 地磁気変動/乱れの原因や要因は、sfe由来のものばかりではありません。
(3) 従って、sfeの発生とフレアの関係をいくら調べても、それはそもそも「sfe由来のもの=太陽フレア発生による」事が既に分かっていることですから、これは
即時、「太陽フレアが日本に直撃して地磁気が乱れた」ことを証明するものではありません。
(4) 加えて、太陽フレアは、ピンポイントに日本を直撃することはありません。fuyunosoraさんが挙げたMクラス以上のフレアの大きさは、地球を何十個も包み込む程の規模で発生します。
(5) 記述内容を拝見して、恐らく、フレア発生と地磁気擾乱(じょうらん)の基本的なメカニズムを理解されていない、と考えます。
寺子屋に記述しました様に、フレアで発生したプラズマの塊や大量の紫外線は、地球を取り巻く磁気圏及び大気でシールドされるか、吸収されてしまいます。繰り返しますが、ピンポイントで地球のどこかに到達することはありません。発生したプラズマは、地球の磁気圏の「磁力線」に絡まって、南北極から入り込みます。
黒点が地球に対して「正中」であることの危険性は、フレア発生後、磁気圏の磁力線を伝わってプラズマが大量に流入する可能性が高まるからです。交通事故の際に、真っ正面からぶつかる衝撃波と、慌ててハンドルを切って、相手側のヘッドライト部分のみにぶつかる際の衝撃波の違いと同じ様なものです。更に、フレア発生後、8分20秒を下回る速度で、地球に到達することはありません。fuyunosoraさんは”4分”という計算結果を出されていらっしゃいますが、明らかに間違いです。
以上の理由から、sfeの発生とフレアの相関性、及び日本を直撃して地磁気が乱れた、とする検証には、全くなっていない、と考えます。しかし、自ら仮説を打ち立て、データを一つずつ検証されたご努力と熱意は尊敬に値するものであり、全く無駄な作業ではなかった、と思います。お互いに勉強して参りましょう。
さらぱお 拝
可視化された磁気嵐
Solar Watcherさんが9/26にYouTubeにupした、今次のCMEによる地球上で発生する磁気嵐を解説した動画があります。NOAAの規定によれば、G4レベル(G1~G5に区分)に相当する磁気嵐でした。1302から発せられたCMEがどの様に地球に到達し、影響を与えるかを解説しています。4分にまとまっていますので、携帯からもパケ放題加入の方は、ご覧になって見て下さい。URLは、
http://www.youtube.com/watch?v=W3VQTw6o-Jg&feature=player_profilepage
です。映像の最後に、地球磁気圏に対して、画面左側から発せられたCMEが、磁気圏に衝突する様子が良く分かるシュミレーション動画があります。(分割された映像の右側)地球磁気圏がCMEを受け止めて、これを地球後方に流す様子が良く分かるかと思います。地球を取り巻く磁力線が乱れる様子もご覧戴けるか、と思います。(画面の左側、吹流しの様に見えるのが磁力線)良く見ると、南北極からプラズマが入り込む様子も描写されています。これで、CMEが日本にピンポイントに襲ってくるものでは無いことが、分かるかと思います。ご参考になされて見て下さい。
さらぱおさんへ
こんばんは(^_^)。お時間頂いてしまい申し訳ありませんでした。10の4乗という表記をリーマンさんがされていましたね。さらぱおさんがお気付きになられたように、4乗を3日間程越える現象には私も気付いておりましたが、差が激しく出た場合という方向でまずは観ていました。
実は3/9日辺りで観ると判り易いのですが、丁度上の表にある2/7~2/9辺りにも4乗到達期間は有りますよね。調べてみるとその頃の黒点火薬が足りないなど、条件が揃っておりません。
そして、この3/9。プロトンフラックスが実にすごい放物線を描いているので、リーマン予想の肝でもありそうだと今は感じています。
どらちさんが公開されている黒点数の数日データ、リアルタイムの静止軌道電子、プロトンフラックスデータで、私の様な素人観測人であれば確かに充分そうな気がして来ています。
ただ、どのような変化が出たら注意なのかが判りませんでしたので、今回の検証は私なりに勉強になりました。
さらぱおさん、ご両親を辛抱強く説得されてのお引っ越し、どれだけの気力体力を使われた事かと…ご辛労を御察し致します。そんなお辛いご経験をされても尚、知識欲旺盛なさらぱおさん。いやぁ、スゴイですねぇ。頼もしい御方だな~と素直に感じました。
書いたそばから
…って先ほど書いておきながら。やはり私は知りたいです。法則性があるならば。私なりの勘を信じて私なりに検証を続けると思います。
こんばんは
さらぱおさん、ねこ好き元気さんお二人とも凄すぎます~。
さらぱおさんがここにコメされていらっしゃる本家のコメ、私も読ませていただきました。
そして、こちらでのコメを読ませて頂いて、この件に関して理解できました。
さらぱおさんへ、
以前、こちらのコメでさらぱおさんのことを
さらばおさんと間違って書いてしまいました。
大変失礼しました。
doratiさんへ
今日も丁寧な情報をありがとうございます。
大変!!
サンゴさん
私、知らず知らずに
お気持ちを傷つけてたみたいで
大変、申し訳ありませんでした。
どうか、お許し下さい。
真意は、
さらぱおさんや
ネドベドさんの
言って下さった通り
自分自身に言い聞かせ
不安がられてる方への
共に頑張ろう!
と、いう意味でした。
でも、被災地の方は
十二分に頑張られていられるし
毎日毎日の地震に
大丈夫!大丈夫!は
確かに
「何が大丈夫なんだ?」
って事になりますよね。
配慮が足りませんでした
しかも1日気付かず…
本当にすいませんでした。
sfeについて2
昨日のfuyunosoraさんの質問に対して、リーマンさんが回答を寄せられていました。非常に肯定的に書かれていらっしゃいました。恐らく、検証された内容に何かヒントがあるのかも知れませんね。リーマンさんは”感謝の磁気が20%~50%、影響する”と書かれていらっしゃいました。もしかしたら、8分20秒-4分の時間差が、感謝磁気を推量する何かなのかも知れません。
実際にデータを取り扱い、分析するには、相当の負荷があります。その意味では、”知りたい””分かりたい”という内的動機に沿って、実際に検証を進められた科学的な態度は、本当に尊敬致します。その結果、得られた中からリーマンさんは、直接的にはお答えにはなっていらっしゃいませんが、肯定的にご覧になっていらっしゃるので、アプローチにヒントが隠されている、と解釈しました。
しかし、わたしが昨日書いたことを取り下げることは致しません。これは狭量、と言う事では無く、明らかに書かれた内容の一部は間違いだと考えているからです。わたしも改めて考えて見ます。こうして、切磋琢磨した結果、所与の目的が達成できれば、されで良いのではないか、そう考えているからです。
拝復
楽央さんへ
こんにちは。
さらばお、です。嘘です。
ハンドルネームは、一種の記号ですから、AでもBでも区別出来れば、それで目的は達成されます。ただ、長く使うと個性が出て来てしまいますね。一種の磁気かも知れません。全く気にしませんし、どうぞお気になさらずに。元来は饅頭の意味です。でもサンスクリット語から無理して漢字で書けば、沙羅包だと思います。こうすると、少しは格好がつくでしょう?そんな訳ないか。
楽央さんへ
私、全然すごくないです(^_^;)。ただの知りたがりです。化学も物理も数学も大の苦手。けど此処は勉強になって有難い場所です。少しずつですが、自分なりに何かしらに…辿り着けたらいいなと思ってますけど、どうですやら。
関東は今日も良い天気です。はばナイスでいです(^.^)/~~~。
sfe
私もfuyunosoraさんの質問を拝見して、sfeの発生時刻とGOES15によるフレアの発生時刻(X線強度が急上昇を始めた時刻)を、最近の数回について比べてみました。すると両者は殆ど同じ時刻(0分~1分以内)に発生していました。太陽で発生したX線が8分かけて地球に到達した時点で、地球付近のGOES15で観測されるのと同時にsfeの現象も観測される、ということで、時間のつじつまはあっているなと思いました。(尚、IMSALのリストで表示されているフレアの発生時刻では、GOESのグラフ(数値)データから判断した発生時刻と数分ずれているものもありました)
拝復
su22さんへ
こんにちは。
コメントを有難う御座いました。
>sfeの発生時刻とGOES15によるフレアの発生時刻(X線強度が急上昇を始めた時刻)を、最近の数回について比べてみました。すると両者は殆ど同じ時刻(0分~1分以内)に発生していました。
逆に質問をさせて戴けますか?
柿岡観測所ではK値判定のコメントを付与する際に、その判定がsfeである事を、どの様にされている、と想像されますか?同様な手順を踏んでいるのでは、ないでしょうか? sfeとは「太陽フレアの効果」と判断した事ですから、既に相関があると判断されている事を、時間を遡って双方に相関性がある、と主張される事は「循環論」に陥ってはいないでしょうか? わたしは、そう受け止めているのですが、違うでしょうか?
fuyunosoraさんが、主張されたい、或いは証明したい命題は何なのか、わたしには理解が至っていません。
re:sfe
さらぱお様
ご返事ありがとうございます。
私は地磁気関係の知識はあまりないのですが、フレアの発生時刻とされる時刻は、太陽からフレアが出た瞬間の時刻ではなく、その8分あまりあとに地球(静止衛星)に光が到達して観測された時刻であろうということを再認識したので、先ほど投稿した次第です。fuyunosoraさんは、これを太陽からフレアが出た瞬間の時刻と解釈したため「さらに速い宇宙線」等のコメントになったのではないかと思いました。
ご質問の件ですが、おっしゃるとおりです。太陽フレアが観測されたときに同時刻に地磁気が急に変化した場合にそれをsfeとみなすのではないかと想像します。
fuyunosoraさんのコメントは、フレアでsfeが起こった場合にはそのフレアは特に注意すべき、と受け止めました。日中に発生するフレアに限定されてしまいますが・・・。
拝復 2
su22さんへ
おはようございます。
今日も、爽やかな天気に恵まれた様です。さて、
>fuyunosoraさんは、これを太陽からフレアが出た瞬間の時刻と解釈したため「さらに速い宇宙線」等のコメントになったのではないか
だと思います。太陽フレアによって、地球に8分20秒後に到達するのは「光」ではなく、X線です。X線は電磁波の一種ですから、光と同一速度に地球に真っ直ぐに、宇宙の真空空間を飛んで来ます。観測衛星GOESは、このX線硬度を拾って観測しています。
地磁気の変動が、柿岡で観測され、その原因が太陽フレアの影響に依るもの(=sfe)と判断された場合、磁力線上で繋がる観測点Xは、柿岡と全く同一の観測結果が得られるはずです。この場合、X点での地磁気変動の要因はsfeと判断されるはずです。
これは過去に東大地震研究所が実験した、垂水-父島-ウェリントンでの離れた観測地点での地磁気変動に、同一の観測結果が得られたとする報告があります。
いずれにせよ、fuyunosoraさん論争はこれで終了にしたいと思います。ご本人がいらっしゃらないところであれこれと議論するのはフェアではないですしね。ただ、わたしは本当に同氏の態度は立派だと思っているのです。単なる新聞記事、Blogの他人の意見を、コピー&ペーストでこれ見よがしに張り付けることよりも、何百倍も為になるか。
貴兄のリーマンさんにされたご質問も、わたしは拝見しています。非常に盲点を突いた、頭の良い質問だな、と思っていました。
コピー&ペーストで、一時を凌ぐ態度や、カタルシスを得る態度からは何も生まれません。素朴に疑問に持たれたことを自ら検証していく態度の中にこそ、生きる知恵は生れるものと信じています。リーマンさんの仰る「オリジナリティー磁気の発揮」とは、その様な態度にあるものとわたしは解釈しています。
どうぞ、益々お励み下さい。新たなコメント欄への投稿を、心からお待ちしています。お互いに学んで参りましょう。