[リーマンさんより]
■平日の朝方の防災意識が大切■
まとめ報告です。
[太陽フレア](JST)
11/16
08:37 C2.5
07:28 M1.2 ☆(1339)⇒11/17 14:28
05:23 C7.8
01:26 C3.4
11/15
21:30 M2.0 ☆(1346)⇒11/17 04:30
20:14 C2.8
17:37 M1.2 ☆(1348)⇒11/17 00:37
08:43 C4.2
01:23 C4.1
11/14
20:18 C2.2
18:17 C5.3
11/13
23:57 C1.9
18:17 C2.6
17:07 C1.9
13:54 C2.4
07:37 C2.5
06:16 C2.4
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※()内は発生源
※時間は31時間後の目安です
[黒点数]
一週間の推移です。
10月31日 112※
11月01日 141※ 129
11月02日 121※ 109
11月03日 161※ 149
11月04日 100※ 88
11月05日 135※ 123
11月06日 144※ 132
11月07日 154※ 154
11月08日 160※ 148
11月09日 220※ 208
11月10日 164※ 152
11月11日 127※
11月12日 155※
11月13日 142※
11月14日 176※
11月15日 137※
※NICTの値は修正されたようです(右側が修正後の値)
明日から修正後の値で掲載します。
[地磁気]※UTC(協定世界時)です
11/09 sum2 Max1
11/10 sum2 Max1
11/11 sum2 Max1
11/12 sum7 Max2
11/13 sum3 Max1
11/14 sum0 Max0
11/15 sum9 Max3
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
15日は「静穏」でした。
=======================================
Kakioka K-index on 15
=======================================
UT K Comments
00-02: 1 0: calm
03-05: 0 0: calm
06-08: 1 0: calm
09-11: 2 2: oscillation
12-14: 3 3: irregular disturbance
15-17: 2 2: oscillation
18-20: 0 0: calm
21-23: 0 0: calm
=======================================
K-sum: 9
K-max: 3
=======================================
No Remarks
※検証のために掲載
[天文現象]
11/19 00時09分:下弦
11/23 16時59分:P/2004 H3ラーセン彗星が近日点を通過(周期7.7年)
11/24 08時21分:月の距離が最近(0.936、35万9693km、視直径33.5’)
[静止軌道電子]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)
[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)
西へ没したり消滅したりして黒点郡が減っています。本日の黒点数は137個です。
(中央付近にある黒点群は1346、1347、1349です。←あくまで目安です)
メンテナンスの前後で、NICTの黒点数の値が変わっているようですので明日から修正後の値で掲載します。
11月4日の黒点数が88個に減ったため、黒点数の連続日数が変わります。修正後の値では黒点数100個超えは12日目となります。
現時点では注意が必要な磁場タイプを持つ黒点郡はありませんが、Mクラスのフレアが発生しています。
これらのフレアは西へ没した1339、もうすぐ西へ没する1348、太陽中央よりにやってきた1346黒点郡が発生源のようです。
1346で発生したフレアは発生場所がやや中央よりなため、念のためご注意ください。
大きな黒点郡はありませんが、活動がやや活発なようです。引き続き、動向を注視したいと思います。
※Mクラスは、お昼のまとめで報告、Xクラスは速報を流すよう努めます。
12時現在、太陽風の速度がやや高いようです。
宇宙天気ニュースによると、18日か19日にCMEの影響が多少あるかもしれない、とのことです。
静止軌道電子のチャートは緩やかな上昇と下降し、現時点ではやや下降傾向にあるようです。プロトンは通常の範囲内だと思います。
⇒急激に上下しますので、正確な状況を把握したい場合は、チャート名をクリックしてリアルタイムのチャートを確認してください。
今日も感謝想起で過ごしたいと思います。
生かして頂いてありがとう御座位ます
※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました

コメント
黒点数についての考察
dorachiさん
お疲れ様です。
本欄のNICTの黒点数の修正から、面白いことに気が付きました。Solar Terrestrial Activity Reportには、黒点数が【二重】に掲載されているのですね。
http://www.solen.info/solar/index.html
カウントの仕方は次の二つです。
(1) SWPC(NASA系)
(2) STAR SDO (NOAA系、アメリカ海洋大気圏局)
例えば、本日(11/15 UST)の黒点数はそれぞれ次の数値です。
(1) 137個
(2) 204個
計算根拠は、以下の通りです。
共通式=黒点数+(10 × 黒点群数)
(1) 37+(10 × 10)
(2) 64+(10 × 14)
NICT(独立行政法人 情報通信研究機構)はNASA系の情報を採用している訳です。一方、NOAA系であれば、既に200個を超えている計算となります。仮に【相対黒点数】であればウォルフ数で(1) 82個 (2)92個であり、100個を切っています。この場合、k値(修正係数)は(1)0.6 (2)0.45であり、また(2)の係数は本年11/1の0.33から変化している旨の注意書がありました。
以上の様に、やはり黒点数は【相対的】なもので【目安】ですね。数値は絶対的な存在ではない訳です。それぞれに、どの黒点群を採用し、あるいは採用していないのか?又、黒点数をどの様に数えているのか、現在の黒点群の写真と前日分とも掲載されていますので、比較して見て見ると面白いです。
先の【20%水増し論】と併せて考えると、興味深いです。では、また。自分の勉強に戻ります。
柿岡
どらちさん、お疲れ様です。メンテで値修正ですか、大変ですね。一昔前まで水増しされた黒点数発表だったと先日知ったばかりでしたが…。
ところで、本日の柿岡のブレはいつもと明らかに違う感じがしますけど…今までにもこうしたブレはあったのかもしれませんが、少し気になりました。朝の似たような時刻に静岡で地震が有ったようでした。
あっ
さらぱおさんだ。お帰りなさい(*^_^*)。今太陽では正面斜めにダークフィラメントが走ってますよね。地球方面向いてハイダーフレアが発生しないように感謝想起中ですが、ハイダーフレアの発生カウントは何処観れば判るんでしょうかね。
御存知でしたら教えてくださいませ<(_ _)>
拝復
ねこ好き元気さんへ
こんばんは。
自分の勉強に戻ろうとしたら、こんな夜中にストーブを出す作業をしなければならなくなってしました。今、手が灯油の匂いで臭いです。
さて、ご質問の件ですが、上にURLを張ったSolar Terrestrial Activity Reportの上段から2つ目のコラム【Coronal Mass ejections(CMEs)】に直近のCMEがまとめられています。ハイダーフレアのカウント、というカテゴリーではまとめてはいないと思いますので、こちら、もしくは宇宙天気ニュースのS先生のレポートをこまめに読むしかないのではないでしょうか?
或いは、先の次のコラム【Coronal hole history 】をクリックされると、ページが遷移しますので、そちらでしょうかね?
以上、ご参考になされて見て下さい。
さらぱおさん
うわっ。このサイトスゴイですね。迫力満点です。そうですか~、やはりそう滅多に出るフレアではないという事なのかな。あ~良かったです~。
寒くなりましたね。私も炬燵出しました。お勉強頑張って下さい(*^_^*)。私もちょっとネットサーフして来ます。ありがとうございました。
うぅ・・忙しいです
表の返事も滞り始めました・・(汗
今夜は時間取れそうなので、夜まとめてコメントかきます~。スミマセン
さらぱお 様
こんばんは。時間取れるつもりが大残業・・・。先ほど帰宅しました。
黒点のカウントが2種類とは。ナルホド。
しかし・・。表の見方が若干不明(汗。
もう少し時間かけて見ないと、理解できないな・・。
しかし・・・係数を0.33⇒0.45に変更した根拠は何なんでしょうね。
(忙しくて全文読めてませんが)20%水増し論もありますしねぇ・・。
やはり数字だけ見て判断するのはダメってコトですね。
リーマンさんのコメント欄にSTAR SDOの値で載せたら読者のみなさん、パニック起こしそうですね(笑
ねこ好き元気 様
こんばんは。お返事大幅に遅くなりましてスミマセン(汗
時間取れるつもりが、結局いつもと変わらない時間になってしまいました。
柿岡のグラフ、見た瞬間何故だか笑ってしまいました。計器の異常・・っぽい気がしないでもないですが。
柿岡のチャートは毎日見ているわけじゃないので変化に疎いです・・。これじゃ、イカンですね。
あっそうか
どらちさん、御多忙中なのにお返事ありがとうございました。計器異常…なるほど~です~(^.^)。すごく納得いきました。
最近計器不具合など多いようですね。
K値の補正
dorachiさん
御多忙の様で大変ですね。無理をなされないで下さい。
さて、k値の補正については、観測者、観測地、観測方法が異なっても、結果が同一条件下で算出されるための修正値です。上記3点のいずれかが変わったのでしょうかね?
御自分で観測をされながら、k値を算出された方の記録(2003年)をWebで見つけましたので、ご参考まで短縮URLでお送りします。尤も、お忙しいでしょうから、ご覧になる暇が無いか、とは思いますが、メモ代わりです。
http://p.tl/-UmE
ねこ好き元気 様
お返事、大変遅くなりました・・(汗アセ
いや、計器異常かどうかはわかりませんよ・・?
GOESのX-Rayチャートなら毎日見てるので、明らかに異常があった場合は分かると思うのですが、KAKIOKAのチャートは毎日見てないのです。
さらぱお 様 K値補正
K値補正の情報、ありがとうございました。
ナルホド。勉強になります。
名古屋大学大学院の理学研究科の方のサイトなのかな・・・?なかなか面白い情報満載だったのですが、更新が止まってるみたいで勿体ないですね。