太陽フレアと黒点数(2012年06月17日更新) ※CME到着してます

■リーマンさんより
●静止軌道電子が乱れていますので、今日の深夜からも静観しましょう。

[携帯の方へ］
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
6/17
　— —
6/16
　23:37 C1.8
　09:43 C2.5
　03:05 C2.1
6/15
　22:07 C3.5
　05:46 C4.1
6/14
　22:38 M1.9 ☆(1504)ほぼ正面
　21:33 C2.7
　20:03 C5.0
　19:34 C2.6
　16:23 C2.0
　04:17 C6.8
　03:47 C2.8
　00:24 C6.2
※規模の見方：(大規模)　X＞M＞C　(小規模)

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
　06月10日　127※
　06月11日　114※
　06月12日　132※
　06月13日　145※
　06月14日　114※
　06月15日　113※
　06月16日　110※

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
06/10　sum04 Max1
06/11　sum14 Max4
06/12　sum07 Max3
06/13　sum09 Max3
06/14　sum00 Max0
06/15　sum02 Max1
06/16　sum18 Max5
※活動度：Sum　3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
16日は「やや擾乱」でした。

■天文現象■
06/20　00時02分：●新月
06/21　08時09分：夏至（太陽黄経90゜、東京日出：04時25分、日入：19時00分）
06/27　12時30分：上弦
06/30　20時52分：C/2008 S2ソーホー彗星が近日点を通過（周期3.8年）

■静止軌道系チャート■
［携帯の方へ］
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。（ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり）

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
本日の黒点数は110個です。(100個超え8日目)
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1504、1505、1506黒点群です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1504の磁場タイプはβγ型のままです。

[黒点数変化]
1504：(→)　18→18個　[βγ→βγ]※要注意
1505：(→)　09→08個　[β→β]
1506：(↑)　04→04個　[α→β]
1507：(↓)　12→10個　[β→β]
1508：(→)　09→09個　[β→β]
1509：(→)　01→01個　[α→α]
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]：単純→複雑＝α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より下がりました。
フレアは1504、1505、1507、1508でリストへの掲載がない小さめなものも含めて数回発生している程度です。
活動は一段落したように見えますが、X線チャートのレベルがここ数時間は、やや高めに推移しています。引き続き注視したいと思います。

■CME到着予測■
(1)
イベント発行日：2012年6月14日21:26:01.0 JST
CME到着時間：2012年6月16日19:19:20.0 JST
到着時間の信頼レベル：± 6時間
外乱時間：10時間
外乱時間の信頼性レベル：± 8時間

(2)
イベント発行日：2012年6月13日23:01:51.0 JST
CME到着時間：2012年6月17日04:52:14.0 JST
到着時間の信頼レベル：± 6時間
外乱時間：12時間
外乱時間の信頼性レベル：± 8時間

(3)
イベント発行日：2012年6月14日23:05:15.0 JST
CME到着時間：2012年6月16日19:16:20.0 JST
到着時間の信頼レベル：± 6時間
外乱時間：8時間
外乱時間の信頼性レベル：± 8時間

■太陽風■
昨晩18時頃、CMEが到着したようです。18時頃から400km/sへ上がり、その後、次のCMEが到着したようで今朝6時くらいからは500km/sにまで上がりました。
現在は450～500km/s前後で推移しています。

■衛星関連■
※GOESもJAXAも乱れがあります。JAXAはチャートを振り切っており、ちょっと見たことない乱れ方です。両チャートとも、ここ数日は穏やかだっただけに注意した方がよいかもしれません。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
CMEの影響で、チャートにかなり乱れがあります。
いくつかピークが出ていますので、念のため。
06/16 12:57、17:24、22:48、06/17 02:24(UTC)
27時間後は06/17 15:57、20:24、06/18 01:48、05:24(JST)
31時間後は06/17 19:57、06/18 00:24、05:48、09:24(JST)
念のため、上記時間帯の前後はご注意ください。
まだ反応は続きそうです。注視したいと思います。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
昨晩18時頃から乱れはじめ、今朝6時からは激しい乱れが見られます。

●静止軌道電子(GOES13と15)
06/16 12時(日本時間は21時)以降、乱れはじめ、その後21時(日本時間は06時)以降は激しい反応が出ています(反応箇所が多すぎるので個別の注意時間は割愛)。
27時間後は06/17 15時、06/18 00時頃(JST)、31時間後は06/17 19時、06/18 04時(JST)となります。
まだ反応は続きそうです。こちらも注視したいと思います。

●プロトン
>=10MeVのラインはいつもよりやや高めに推移していましたが、今朝未明くらいから急激に上がりました。6時くらいからは下降傾向にあります。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象：AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
　※下向きのピークがあった時刻（ＵＴ）＋（ＵＴと現地の時差）＋１８時間後が注意時刻
　⇒日本の場合、ＵＴとの時差は9時間なので、ＵＴ＋27時間後の前後１時間を注意。
　※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは１目盛り=６時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

●アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)