太陽フレアと黒点数(2013年02月16日更新)

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
2/16
 — —
2/15
 — —
2/14
 — —
2/13
 02:46 C1.5
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 02月09日 58
 02月10日 45
 02月11日 60
 02月12日 55
 02月13日 26
 02月14日 25
 02月15日 59

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
02/09 sum01 Max1
02/10 sum08 Max2
02/11 sum06 Max2
02/12 sum10 Max3
02/13 sum16 Max4
02/14 sum16 Max3
02/15 sum05 Max2
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
15日は「静穏」でした。

■潮の切り替わり■※前後2日間は注意
02/16 中潮(05.8:弓張月)
02/17 中潮(06.8:宵月)※切れ目※
02/18 小潮(07.8:九夜月)【上弦】※切れ目※
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
02/17 08時34分:125P/スペースウォッチ彗星が近日点を通過(周期5.5年)
02/18 05時31分:上弦
02/19 15時29分:月の距離が最遠(1.052、40万44718km、視直径29.3’)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が3つ出現しました。本日の黒点数は59個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は、1671、1672です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
南半球の西側に1672が出現し、東端から1673が回り込んできました。
北半球の正面やや西よりに1674が出現しました。

[黒点数変化]
1670:(↑)04→03個 [β→β]
1671:(→)01→01個 [α→α]
1672:(新)01個 [α]
1673:(新)01個 [α]
1674:(新)03個 [β]
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より少し上がっています。
フレアはリストへの掲載がない小さなものばかりですが、1670、1673あたりで発生しています。
CME到着予測が出されました(発生源不明)。
引き続き全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
イベント発行日:2013年2月16日03:33:50.0 JST
CMEの到着時間:2013年2月19日01:49:11.0 JST
到着時間信頼度レベル:± 6時間
外乱期間:15時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

■太陽風■
380km/sで推移していましたが徐々に下がり、現在は320km/sと低速な状態です。
磁場は、現在はほぼフラット

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
概ね穏やかな推移です。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
ややギザギザしていますが、概ね穏やかです。

●静止軌道電子(GOES13と15)
ややガタガタしていますが、大きな乱れや反応はありません。

●プロトン
通常のレベルです。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

コメント

  1. ネド より:

    お久しぶりです。
    いつもありがとうございます。

    素朴な疑問なのですが
    隕石が堕ちても…
    データは乱れないもんなんでしょうか?

    太陽風の流れがちょっと変わるとか?
    一緒に、強い電磁波を持ってくるとか?

  2. dorachi より:

    ネドさま
    こんにちは。

    隕石は数ミリのものを含め、日々地球上に降り注いでいます。
    それを監視するため、世界中に十数か所、隕石を監視する施設があります。

    観測方法としては、どうやら望遠鏡での観測がメインの様子。よほどの大きさでない限り、見つけるのは非常に困難だそうです(直径が150メートルを下回るものは9割以上見つかっていない、とのこと)。

    隕石の影響でデータに乱れがでるか否かは不明ですが、太陽風の流れが変わるとか、電磁場に乱れが出るような隕石となると、かなり大きなものになるのでは・・と思います。

    by dorachi

  3. ネド より:

    ありがとうございました
    150メートル以上!?
    そりゃぁ、大気圏通過で十分の一の
    15メートルの隕石じゃ動じませんね。

    書いた後に思ったのですが…
    dorachiさんは天文学者でもないのに隕石の事まで聞いて
    でも、ちゃんと答えて下さってるから、きっと調べて下さったのでしょうね。
    あまりにも、衝撃波の映像が凄くて…影響があるかと思いやした。
    お手数かけました。

    フェイントMフレア!!
    どうりで爆睡でした。
    dorachiさんには忙しい週になるかもですね?

    無理せずご自愛下さい。