太陽フレアと黒点数(2014年11月14日更新)

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■11月の特異日■
画像へのリンク
※11/02リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
11/14
 03:39 C2.7
11/13
 15:52 C2.2
 14:39 C8.4 (2209) ←2192の回帰
 05:35 C3.7
11/12
 19:26 C5.1
 18:47 C2.1
 11:52 C3.0
 02:15 C6.3
11/11
 20:15 C6.7
 16:57 C2.4
 15:31 C3.1
 13:22 C3.4
 08:54 C5.4
 08:26 C3.6
 00:02 C1.9
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 11月07日 096
 11月08日 092
 11月09日 078
 11月10日 063
 11月11日 070
 11月12日 089
 11月13日 104 ※01日目

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
11/07 sum16 Max3
11/08 sum11 Max3
11/09 sum14 Max3
11/10 sum26 Max5
11/11 sum13 Max3
11/12 sum07 Max2
11/13 sum05 Max1
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
13日は「静穏」でした。

■潮の切り替わり■
11/14 中潮(21.2:宵月)
11/15 小潮(22.2:二十三夜)【下弦】
11/16 小潮(23.2:有明月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
11/14 23時28分:269P/ジェディッキ彗星が近日点を通過(周期19.8年)
11/15 00時16分:下弦
11/15 10時56分:月の距離が最遠(1.052、40万4336km、視直径29.5’)
11/15 12時59分:C/2013 G3パンスターズ彗星が近日点を通過
11/16 04時29分:40P/ヴァイサラ彗星が近日点を通過(周期11.0年)
11/19 23時43分:305P/スキッフ彗星が近日点を通過(周期9.9年)
11/22 18時38分:小雪(太陽黄経240゜)
11/22 21時32分:●新月
11/25 03時25分:193P/リニア・ニート彗星が近日点を通過(周期6.8年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が2つカウントされました。黒点数は104個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2207,2208,です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2205の磁場タイプはβγ型のままです。要注意。
2208の磁場タイプがβγ型になりました。要注意。
北半球東側に2210、北半球西側に2211がカウントされました。
2209は非常に活発だった2192が裏側を経て回帰したもの。

[黒点数変化]
2205:(→)23→13個 [βγ→βγ] ※北半球西側
2207:(↑)05→06個 [α→α]
2208:(↓)20→21個 [β→βγ] ※南半球東寄り
2209:(→)01→01個 [α] ★2192の回帰
2210:(新)01個 [α] ※北半球東側
2211:(新)02個 [β] ※北半球西側
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日と同じくらいです。
昨晩、大き目の小規模が2209で発生しています。
この2209、ここ25年では最大級の活動をした2192の回帰です。
まだ全体が見えませんが、まだ大きさを保っている様子。今後警戒が必要です。
2208の磁場タイプもβγ型になりました。
今のところ、活動はおとなしめですが、活発化してくるかも。引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも継続して注意

※いつもの衛生画像が取得できませんでした。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
引き続き、500km/s前後で推移しています。
磁場は、南北に振れています。(振れ幅大きい)
※北半球東側にあるコロナホールの影響が17日頃から届き始める模様

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
>=2MeVの乱れは断続的です。
>=0.8MeVは、11/13 04時(UT)、11/14 02時(UT)くらいに、ピンポイントで反応がありました。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
ややギザギザしたラインですが、大きな乱れや反応は出ていません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
概ね穏やかな推移です。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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