太陽フレアと黒点数(2014年12月10日更新) ※コロナホールの影響はあと少し?

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■12月の特異日■
画像へのリンク
※12/02リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
12/10
 03:37 C5.3
 02:12 C2.5
 00:21 C6.2
12/ 9
 22:41 C4.5
 21:29 C5.4
 18:59 C8.6
 17:22 C8.1
 12:20 C2.0
12/ 8
 09:35 C2.2
12/ 7
 10:30 C2.7
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 12月03日 128 ※10日目
 12月04日 137 ※11日目
 12月05日 097
 12月06日 073
 12月07日 058
 12月08日 077
 12月09日 080 ※手計算

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
12/03 sum13 Max3
12/04 sum10 Max3
12/05 sum15 Max3
12/06 sum19 Max3
12/07 sum26 Max5
12/08 sum20 Max4
12/09 sum16 Max4
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
09日は「やや擾乱」でした。

■潮の切り替わり■
12/10 大潮(17.6寝待月)
12/11 中潮(18.6更待月)
12/12 中潮(19.6宵月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
12/13 08時03分:月の距離が最遠(1.053、40万4581km、視直径29.5′)
12/14 21時51分:下弦
12/17 07時47分:110P/ハートレー彗星が近日点を通過(周期6.9年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群がカウントされました。黒点数は80個です。※手計算の為、修正が入るかも。
現時点で地球の正面の黒点群は2227、2230,2231,2233です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2230がβγ型になりました。要注意。
2222は西へ没しました。
2233が北半球東寄りにカウントされました。
南半球東端に新しい活動領域があるようです。

[黒点数変化]
2222:(→)03→03個 [α→α]
2227:(→)03→03個 [β→β]
2230:(↑)05→08個 [β→βγ] ※南半球東側
2231:(→)11→05個 [β→β]
2232:(↓)05→11個 [β→β]
2233:(新)03個 [α]
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日より上がっています。
2230の磁場タイプがβγ型になり、フレアはほぼ全てが2230で発生しています。
フレアは強度を増していて、小規模としては大き目、あと少しで中規模になるようなフレアが多発しています。
今後要注意。
南半球東端に活発な活動領域が見えてきました。現時点では2209(旧2192)か、ハッキリしません。
コロナホールの影響で、太陽風が高速な状態が続いています。ご注意ください。
引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも継続して注意

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
600km/sを超える状態でしたが、下降し続け、現在は500km/s前後で推移しています。
コロナホールの影響で非常に高速な状態が続いています。ご注意ください。
磁場は、南よりでしたが、南北に振れるようになってきています。(振れ幅はやや大きい)。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
12/08 24時頃に向けて落ち込みがあり、その後やや乱れがあり、所々小さな反応もあるようです。ご注意ください。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
引き続き、ギザギザしたラインが続いています。12/09 11時(UT)頃に反応があります。ご注意ください。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
12/09 10時(UT)頃から乱れはじめ、16時~19時(UT)くらいにかけて乱れています。その後も所々反応があります。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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