太陽フレアと黒点数(2014年12月12日更新)

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■12月の特異日■
画像へのリンク
※12/02リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
12/12
 — —
12/11
 22:00 C1.8
 17:48 C3.8
 03:22 C5.5
12/10
 03:37 C5.3
 02:12 C2.5
 00:21 C6.2
12/ 9
 22:41 C4.5
 21:29 C5.4
 18:59 C8.6
 17:22 C8.1
 12:20 C2.0
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 12月05日 097
 12月06日 073
 12月07日 058
 12月08日 077
 12月09日 080 ※手計算
 12月10日 097
 12月11日 115 ※01日目

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
12/05 sum15 Max3
12/06 sum19 Max3
12/07 sum26 Max5
12/08 sum20 Max4
12/09 sum16 Max4
12/10 sum12 Max3
12/11 sum02 Max1
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
11日は「極めて静穏」でした。

■潮の切り替わり■
12/12 中潮(19.6宵月)
12/13 中潮(20.6宵月)
12/14 中潮(21.6二十三夜)【下弦】
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
12/13 08時03分:月の距離が最遠(1.053、40万4581km、視直径29.5′)
12/14 21時51分:下弦
12/17 07時47分:110P/ハートレー彗星が近日点を通過(周期6.9年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)



※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)



※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)



※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群がカウントされました。黒点数は115個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2230,2232,2234です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2230はβγ型のままです。黒点数を増やしています。要注意。
2234がβγ型になりました。要注意。
北半球東端から2236が回り込んできました。
2233はカウントされなくなりました。
2235が発達してきています。

[黒点数変化]
2227:(→)04→07個 [β→β]
2230:(→)20→23個 [βγ→βγ] ※南半球西寄り
2232:(→)07→09個 [β→β]
2234:(↑)03→11個 [β→βγ] ※北半球東寄り
2235:(↑)01→03個 [α→β]
2236:(新)02個 [β] ※北半球東端
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日よりやや下がっています。
2230の磁場タイプはβγ型のままです。2234が新たにβγ型になりました。
フレアはあちこちの黒点群で発生していて、前日よりもフレア強度がやや強いですが、Xチャートのレベル自体、ここ数時間では下がってきています。
今のところ、活動はおとなしくなりつつありますが、複雑な黒点群があるので、今後要注意。
引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも継続して注意

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
450km/s前後で推移していましたが、徐々に上がり、現在480km/s前後で速度にバラつきがあります。
磁場は、フラットに近かったのですが、南北に振れるようになってきました。

※北半球にあるコロナホールの影響が15日くらいに届くかも

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
12/11 02時(UT)くらいにトゲのような小さな反応がありました。
UTで12日に変わった頃、少し反応があります。12時現在下降中。この後乱れが出るようなら要注意

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
概ね穏やかな推移でしたが、12/11 18j9(UT)以降、ややラインがギザギザしてきました。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
穏やかな推移でしたが、12/11 18時(UT)前後に少し乱れがありました。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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