太陽フレアと黒点数(2015年01月31日更新)※中規模頻発

遅くなってすみません。まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■01月の特異日■
画像へのリンク
※01/22リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
1/31
 02:44 C2.0
1/30
 21:10 M2.4 ☆(2277)→02/01 04:10
 17:19 C3.8
 16:33 C6.7
 14:56 M1.6 ☆(2268)→01/31 21:56
 14:28 M1.7 ☆(??)→01/31 21:28
 13:46 C2.3
 09:30 M2.0 ☆(2268)→01/31 16:30
 08:41 C8.5
 04:33 C6.4
 03:10 C5.0
1/29
 21:20 C7.6
 20:33 M2.1 ☆(2268)→01/31 03:33
 18:52 C2.9
 14:15 C8.2
 13:18 C3.1
 12:35 C2.6
 12:09 C4.1
 11:43 C3.2
 06:32 M1.0 ☆(2277)→01/30 13:32
 03:23 C2.2
1/28
 22:02 C2.5
 19:38 C2.7
 14:19 C9.8
 13:13 M1.4 ☆(2268)→01/29 20:13
 10:24 C4.7
 09:54 C4.4
 08:50 C5.7
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 01月24日 057
 01月25日 065
 01月26日 110 ※1日目 前日差+45
 01月27日 119 ※2日目
 01月28日 140 ※3日目
 01月29日 181 ※4日目 前日差+41
 01月30日 193 ※5日目

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
01/24 sum11 Max3
01/25 sum06 Max2
01/26 sum20 Max5
01/27 sum15 Max3
01/28 sum11 Max3
01/29 sum14 Max3
01/30 sum19 Max4
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
29日は「やや静穏」でした。

■潮の切り替わり■
01/31 長潮(10.6:宵月)
02/01 若潮(11.6:十三夜)
02/02 中潮(12.6:小望月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
02/02 22時48分:C/2014 G3パンスターズ彗星が近日点を通過(周期415年)
02/03 節分
02/04 8時09分:○満月
02/06 15時26分:月の距離が最遠(1.057、40万6150km、視直径29.4′)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
黒点数は193個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2272,2276,2278です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2268、2271、2277の磁場タイプはβγ型のままです。2277は黒点数を急激に増やしています。要注意。
2275の磁場タイプがβ型になりました。

[黒点数変化]
2268:(↑)35→38個 [βγ→βγ] ※南半球西側
2271:(→)20→13個 [βγ→βγ] ※北半球西端
2272:(↓)02→01個 [α→α]
2273:(↑)05→05個 [β→β]
2275:(→)10→07個 [βγ→β]
2276:(↓)06→03個 [β→β]
2277:(↑)17→41個 [βγ→βγ] ※北半球東側
2278:(↓)06→05個 [β→β] ※南半球東寄り
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは下降傾向にありましたが、19時の時点では下がったまま、横ばい気味。
2275の磁場タイプはβ型になりましたが、2268、2271、2277の磁場タイプはβγ型のままです。2277は急激に黒点数を増やしています。
太陽の活動は活発で、フレアは2268、2277で発生しています。
30日は中規模太陽フレアが頻発しましたが、昨晩のM2.4の中規模太陽フレア以降、X線チャートのレベルは前日より下がっています。
複雑な黒点群が多いので、おとなしいのは一時的かも。油断大敵。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも継続して注意

■CME到着予測■
今のところはありません

■太陽風■
一時、380km/s前後まで下がりましたが、少し上がり、現在は420〜440km/s前後で推移しています。
磁場は、南に振れたり北に振れたりしています。(振れ幅は小さめ)

※南半球にある大きなコロナホールの影響が02/01頃から届くかも

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
ギザギザガタガタしたラインでしたが、01/30 02時(UT)以降、07時くらいまで少し乱れがありました。

●プロトン
上昇していましたが、下降し始めました。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
引き続き、ギザギザしたラインが続いていますが、大きな乱れや反応はありません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
01/30 20~21時(UT)にかけて反応がありました。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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