太陽フレアと黒点数(2015年05月12日更新) ※CME影響下

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■05月の特異日■
画像へのリンク
※04/28リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
5/12
 11:37 C2.5
 03:32 C2.0
5/11
 12:48 C2.5
 06:34 C2.4
 02:04 C2.4
5/10
 21:44 C2.2
5/ 9
 16:59 C3.0
 10:09 C7.4 (2342)
 06:31 C2.0
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 05月05日 099
 05月06日 110 ※01日目
 05月07日 131 ※02日目
 05月08日 134 ※03日目
 05月09日 136 ※04日目
 05月10日 134 ※05日目
 05月11日 188 ※06日目 【前日差+54】

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
05/05 sum11 Max3
05/06 sum24 Max4
05/07 sum15 Max3
05/08 sum13 Max3
05/09 sum16 Max3
05/10 sum19 Max4
05/11 sum20 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
11日は「やや擾乱」でした。

※12時現在、国分寺にかなり強いスポラディックE層あり。山川にもスポラディックE層あり。

■潮の切り替わり■
05/12 小潮(23.3:有明月)
05/13 小潮(24.3:有明月)
05/14 長潮(25.3:二十六夜)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
05/14 11時55分:205P/ジャコビニ彗星が近日点を通過(周期6.7年)
05/15 09時18分:月の距離が最近(0.952、36万6024km、視直径32.6′)
05/17 14時55分:P/2008 QP20リニア・ヒル彗星が近日点を通過(周期6.5年)
05/18 13時13分:●新月
05/22 14時54分:57P/デュトワ・ニェウイミン・デルポルト彗星が近日点を通過(周期6.4年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が3つカウントされました。黒点数は188個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2239,2341,2343,2345です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2339の磁場タイプはβγ型のままです。黒点数を増やしています。要警戒。
2342の磁場タイプがβγ型になりました。要注意。
北半球ほぼ正面に2345、南半球東端から2346、北半球東端から2347が回り込んできました。
2337はカウントされなくなりました。

[黒点数変化]
2335:(05→05)04→04個 [β→β]
2339:(22→19)35→60個 [βγ→βγ] ※北半球東寄り
2340:(03→03)03→05個 [β→α]
2341:(02→02)01→01個 [α→α]
2342:(04→07)04→05個 [β→βγ] ※北半球東側
2343:(02→04)02→06個 [β→β]
2344:(03→05)01→02個 [α→β]
2344:(新:02)03個 [α] ※北半球東寄り(ほぼ正面)
2344:(新:01)01個 [α] ※南半球東端
2344:(新:01)01個 [α] ※北半球東端
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日と同等です。
2339はβγ型のまま、黒点数をかなり増やしてきています。2342も磁場タイプがβγ型になりました。
フレアは2339,2335,2336,2345で発生していますが、今のところは小さ目。ただしβγ型の黒点数が2つもあるので、今後は大き目なフレアにも注意。
太陽の表面ではフィラメントの噴出がいくつか起こっているようです。(北半球東側で数回。追加のCME到着予測は無し)
現在、CMEの影響下にあるようです。今回のCMEは外乱時間が114時間と5日弱あり、非常に長いです。
コロナホールの影響と重なる時間帯もありそうです。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも注意。

■CME到着予測■
イベント発行日:2015年5月7日20:58:05.0 JST
CMEの到着時間:2015年5月10日04:35:06.0 JST
到着時間信頼度レベル:± 6時間
外乱時間:114時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

■太陽風■
一時、400km/s前後まで上がりましたが、引き続き340km/s前後で推移しています。
磁場は、時折北に振れますが、南に強く振れています。
※南半球正面あたりにあるコロナホールの影響が12~14日にかけて届き始める模様。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
05/11 14時(UT)くらいまで激しい反応がありました。
その後、21時(UT)頃からも激しい反応が続いています。ご注意ください。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
05/11 14時(UT)くらいにピンポイントの落差が出ています。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
05/11 01時前後、05時前後、11~14時くらいにかけてと19時前後、22時前後(いずれもUT)頃に小さな反応がありました。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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