太陽フレアと黒点数(2015年06月11日更新) ※CME到着予測あり

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■06月の特異日■
画像へのリンク
※05/31リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
6/11
 11:26 C4.6
 03:00 C2.2
6/10
 21:30 C3.3
 11:15 C6.0
 10:31 C2.5
 04:52 C2.8
6/ 9
 — —
6/ 8
 — —
6/ 7
 07:18 C2.2
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 06月04日 080
 06月05日 105 ※1日目
 06月06日 129 ※2日目
 06月07日 136 ※3日目
 06月08日 122 ※4日目
 06月09日 110 ※5日目
 06月10日 105 ※6日目

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
06/04 sum01 Max1
06/05 sum01 Max1
06/06 sum08 Max2
06/07 sum13 Max3
06/08 sum31 Max6
06/09 sum19 Max3
06/10 sum18 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
10日は「やや擾乱」でした。

※11時現在、稚内、国分寺、山川、沖縄にスポラディックE層あり

⇒沖縄、強め

■潮の切り替わり■
06/11 小潮(23.9:有明月)
06/12 小潮(24.9:二十六夜)
06/13 長潮(25.9:有明月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
06/13 18時10分:P/2009 Q4ボアッティーニ彗星が近日点を通過(周期5.6年)
06/13 23時44分:P/2010 B2ワイズ彗星が近日点を通過(周期5.5年)
06/14 03時07分:220P/マクノート彗星が近日点を通過(周期5.5年)
06/14 03時46分:148P/アンダーソン・リニア彗星が近日点を通過(周期7.0年)
06/15 05時15分:196P/ティヒー彗星が近日点を通過(周期7.3年)
06/16 19時18分:P/2012 F5ギブス彗星が近日点を通過(周期5.2年)
06/16 23時05分:●新月
06/24 02時00分:月の距離が最遠(1.051、40万4132km、視直径29.5′)
06/24 20時03分:上弦
06/25 14時11分:P/2009 WX51カタリナ彗星が近日点を通過(周期5.4年)
06/25 19時31分:233P/ラサグラ彗星が近日点を通過(周期5.3年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
黒点数は105個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2361,2362,2364,2365,2366です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2360の磁場タイプはβγ型のままです。要注意。
2356は西へ没しました。
南半球東端(まだ向こう側)に新しい活動領域があるようです。

[黒点数変化]
2360:(11→12)20→20個 [βγ→βγ] ※北半球西側
2361:(04→09)05→03個 [β→β]
2362:(08→08)11→07個 [β→β]
2364:(01→01)03→02個 [α→α]
2365:(06→03)06→04個 [β→β]
2366:(06→05)05→09個 [β→β]
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日と同じくらいです。
フレアの発生件数が増え、個々のフレア強度も強くなってきています(少し大き目なものは2360で発生)。
南半球東端にある活動領域でもフレアは発生しています。
CME到着予測が出されました。UTで9日に発生したフィラメントの噴出によるものと思われます。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも注意。

■CME到着予測■
イベント発行日:2015年6月10日09:17:39.0 JST
CMEの到着時間:2015年6月12日21:19:01.0 JST
到着時間信頼度レベル:± 6時間
外乱所要時間:24時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

■太陽風■
※一部データの欠落した時間帯があります。
※700km/sを超える値がいくつも記録されています。(高いものでは900km/s超え)
引き続き、620km/s前後と高速な状態です。
磁場は、南北に細かく振れています。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
※一部データが欠落した時間帯があります。
06/10 01時、09時前後(いずれもUT)に、強めの反応が出ています。念のためご注意ください。

●プロトン
※一部データが欠落した時間帯があります。
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
やや太いラインが続いています。
所々小さな反応もありますが、今のところ大きな乱れや反応は出ていません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
06/10 15時(UT)くらいに少し乱れがありました。
所々トゲのような反応はありますが、大きな乱れはありません。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

コメント