太陽フレアと黒点数(2012年08月19日更新)

■リーマンさんより
●8月も油断せず(太古に因縁あり→ポリポリさんのまとめから過去記事読めます)
●太陽フレアの発生と地球上空の静止軌道電子の動きを月末まで監視しましょう。

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
8/19
 08:15 M1.3 ☆(1548)→08/20 15:15
 07:37 M1.0 ☆(1548)→08/20 14:37
 04:05 C2.5
 00:43 M2.0 ☆(1548)→08/20 07:43
8/18
 23:14 C7.3
 22:29 C2.2
 20:41 C2.4
 19:26 C1.9
 17:49 C1.9
 17:29 C2.6
 14:58 C6.1
 12:01 M1.9 ☆(1548)→08/19 19:01
 09:41 M5.5 ☆(1548)→08/19 16:41
 02:07 M1.0 ☆(1548)→08/19 09:07
 01:04 C1.5
 00:21 C1.3
8/17
 22:11 M2.4 ☆(1548)
 17:29 C4.7
 14:05 C1.8
8/16
 21:41 C3.6
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※時間は31時間後の目安です

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 08月12日 76
 08月13日 73
 08月14日 46
 08月15日 32
 08月16日 34
 08月17日 42
 08月18日 56

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
08/12 sum15 Max3
08/13 sum16 Max3
08/14 sum14 Max3
08/15 sum06 Max2
08/16 sum16 Max3
08/17 sum09 Max3
08/18 sum15 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
18日は「やや静穏」でした。

■潮の切り替わり■※前後2日間は注意
08/18 大潮(0.5:朔)【新月】★切れ目
08/19 大潮(1.5:既朔)
08/20 大潮(2.5:三日月)
08/21 中潮(3.5:夕月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
08/20 13時16分:C/2008 K10ソーホー彗星が近日点を通過(周期4.2年)
08/22 17時04分:P/2006 Q2ロニオス彗星が近日点を通過(周期6.0年)
08/24 04時28分:月の距離が最近(0.962、36万9731km、視直径32.4’)
    22時54分:上弦

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
北半球の東端から新しい黒点群が回り込んできました。本日の黒点数は56個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1547です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
北半球の東端から新しい活動領域が回り込んできました。

[黒点数変化]
1543:(→)05→05個 [β→β]
1546:(→)01→01個 [α→α]
1547:(↓)06→02個 [β→β]
1548:(新)08個 [β] ※北半球東端
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日よりやや上がり、少し高くなってきました。
新しく黒点番号が振られた北半球東端の1548が非常に活発で、Mクラスのフレアを多発させています(小さめなものも含め、ほとんどのフレアの発生源となっています)。
1548は衛星画像では全体像が見えないくらいの位置にいます(1546の更に東側)。勢力を保ったまま西へ移動してくると少しやっかいかもしれません。
引き続き全体を注視したいと思います。
※以降にC8以上のフレアが発生した場合は、夜まとめて報告載せます

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
引き続き、380km/s前後で推移しています。
太陽南半球にあるコロナホールの影響が届くと、速度が上がってくると思います。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
チャートはギザギザした状態が続いています。
08/18 12時(UT)頃に反応がありました。
時差含む27時間後は08/19 15時頃です。
18時(UT)以降も、小さな反応がいくつも出ています。継続してご注意ください。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
08/18 09時(UT)以降、乱れがあります。

●静止軌道電子(GOES13と15)
08/18 03時~09時(UT)にかけて乱れがあり、14時(UT)くらいに反応が出ています。
時差含む27時間後は08/19 06時~12時と17時(JST)となります。
また、そのあと、18時(UT)くらいにも反応がありました。
こちらの時差含む27時間後は08/19 21時(JST)頃となります。
念の為、ご注意ください。
※この後、反応が続くかもしれません。

●プロトン
ほぼ通常のレベルです。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

●潮の切れ目について
リーマンさんより。
「潮の切れ目に注意」と出ます。潮が切り替わる前後の2日間単位を注目します。
特に、中潮→小潮・大潮の切り替えにおいて、「最後の中潮」の日に着目を感じます。

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

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