太陽フレアと黒点数(2012年09月05日更新)

■リーマンさんより
●【感謝想起】平日、出かける前の毎朝。
●茨城県の日立沖も注視しましょう。
●9月8日~9月11日に起こります自然現象を観察しましょう。

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
9/ 5
12:22 C6.1 (?)
9/ 4
 16:08 C2.3
 13:54 C2.7
 08:19 C2.9
 06:51 C2.3
9/ 3
 22:03 C2.7
 19:30 C2.6
 18:34 C1.9
 11:39 C4.0
 10:46 C1.8
 07:17 C2.1
 02:59 C5.5 (1560)
9/ 2
 19:11 C3.1
 10:48 C2.9
 03:53 C2.2
 03:23 C2.9
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 08月29日 95
 08月30日 118 ※
 08月31日 144 ※
 09月01日 120 ※
 09月02日 108 ※
 09月03日 156 ※
 09月04日 150 ※

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
08/29 sum05 Max1
08/30 sum02 Max1
08/31 sum01 Max1
09/01 sum07 Max3
09/02 sum16 Max3
09/03 sum26 Max5
09/04 sum21 Max4
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
04日は「やや擾乱」でした。

■潮の切り替わり■※前後2日間は注意
09/04 大潮(17.5:居待月)
09/05 中潮(18.5:寝待月)
09/06 中潮(19.5:更待月)
09/07 中潮(20.5:宵月)【下弦】
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
09/07 15時00分:月の距離が最遠(1.052、40万4288km、視直径25.5’)
09/08 22時15分:下弦
09/09 18時24分:月と準惑星ケレスが最接近(00゜33.8’)
09/13 02時28分:260P/2005 K3マクノート彗星が近日点を通過(周期7.1年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
本日の黒点数は150個です(100個超え6日目)。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1562、1563、1564、1565です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1560の磁場タイプはβγδ型のままです。要警戒です。
1564の磁場タイプはβγ型のままです。要注意です。
1553、1558はカウントされなくなりました。
1559が再びカウントされるようになりました。

[黒点数変化]
1559:(再)07個 [β]
1560:(↓)23→15個 [βγδ→βγδ] ※要警戒
1561:(↑)03→02個 [α→α]
1562:(↑)03→06個 [β→β]
1563:(→)05→05個 [β→β]
1564:(↑)19→29個 [βγ→βγ] ※要注意
1565:(↓)06→05個 [β→β]
1566:(↑)01→01個 [α→α]
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より少し下がりました。
活動は少し鈍ったようで、1564、1565などでリストへの掲載がない小さなフレアが発生しています。
昨日に引き続き小さめなフレアばかりですが、1560と1564は磁場タイプが複雑なままなので要警戒です。
特に、1564は急激に発達してきています。規模はそんなに変わりませんが、黒点数は昨日より10個も増えています。これから西へ移動してくるので注意が必要だと思います。
引き続き全体を注視したいと思います。

※先ほど発生したC6.1の発生源は現時点では不明です。CME到着予測等出された場合は、夜、別途報告します。

■CME到着予測■
CME到着予測が出されています。

(1)
イベント発行日:2012年9月3日05:29:13.0 JST
CMEの到着時間:2012年9月5日12:52:27.0 JST
到着時間信頼度レベル:± 6時間
外乱期間:9時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

■太陽風■
420km/s前後で推移していましたが、徐々に速度が上がり、現在520km/sと高速な状態です。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
チャートはギザギザした状態が続いています。
09/04 06時(UT)ころに少し反応が出ています。
時差含む27時間後は09/05 09時(JST)です。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
乱れは継続中です。

●静止軌道電子(GOES13と15)
>=0.8のラインに、09/04 02時~09時(UT)にかけてと09/04 23時~09/5 03時(UT)にかけてやや激しい反応が出ています。
時差含む27時間後は09/05 05~12時(JST)、09/06 02時~06時(JST)となります。
念のためご注意ください。
※乱れは継続するかもしれません

●プロトン
下降し続けていますが、まだ通常のレベルではありません。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

●潮の切れ目について
リーマンさんより。
「潮の切れ目に注意」と出ます。潮が切り替わる前後の2日間単位を注目します。
特に、中潮→小潮・大潮の切り替えにおいて、「最後の中潮」の日に着目を感じます。

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

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