太陽フレアと黒点数(2012年10月02日更新)

●リーマンさんより
・東北・太平洋側で地震が継続していますから、注意してください。
・1回目の10月5日の月の重力に備えて、明日3日から防災意識を持って静観しましょう。月は5日よりも、重力影響が変わり始める事前の数日の重力変化の影響が大きいです。

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
10/ 2
 02:08 C3.6
 01:23 C3.4
 00:16 C2.3
10/ 1
 21:56 C4.8
 15:05 C2.1
 13:56 C1.8
 10:26 C4.8
 08:35 C9.9 (1575) →10/02 15:35
 08:16 C2.2
 06:59 C2.8
 06:15 C7.1
 05:03 C2.4
 00:01 C2.5
9/30
 22:57 C2.3
 16:15 C3.9
 15:30 C2.9
 13:26 M1.3 ☆(1583)
 06:55 C1.9
 06:55 C1.9
9/29
 — —
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※時刻は31時間後の目安

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 09月25日 121 ※
 09月26日 113 ※
 09月27日 97
 09月28日 77
 09月30日 70
 10月01日 95
 10月02日 59

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
09/25 sum00 Max0
09/26 sum11 Max2
09/27 sum02 Max1
09/28 sum00 Max0
09/29 sum05 Max1
09/30 sum17 Max4
10/01 sum22 Max5
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
01日は「やや擾乱」でした。
※地磁気嵐は収束しました

■潮の切り替わり■※前後2日間は注意
10/02 大潮(16:立待月)
10/03 大潮(17:居待月)
10/04 中潮(18:宵待月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
10/02 01時32分:168P/ハーゲンローザー彗星が近日点を通過(周期6.9年)
10/05 10時00分:月の距離が最遠(1.054、40万5156km、視直径29.5’)
10/07 13時42分:P/2005 T2クリステンセン彗星が近日点を通過(周期7.5年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました
※メンテナンス中

[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
本日の黒点数は59個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1579、1582、1584です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1575、1583は西へ没しました。

[黒点数変化]
1577:(↓)08→01個 [β→β]
1578:(↓)02→01個 [β→α]
1579:(↑)04→02個 [β→β]
1582:(↑)01→01個 [α→α]
1584:(↑)03→04個 [β→β]
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日よりも少し上がり高い状態が続いてますが、フレアの発生件数は少し減り、各フレアの強度も少し弱くなってきたようです。
NOAAのイベントリストによると、フレアのほとんどが1575で発生しているようです(1575は、もうすぐ完全に西へ没します)。
太陽の活動にやや鈍化の兆しが見えますが、チャートのレベルは高い状態なので、引き続き全体を注視したいと思います。
※C8以上のフレアが発生した場合は、夜まとめの報告をします。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
400KM/S前後で推移していましたが、徐々に下がり、現在は360km/s前後で推移しています。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
10/01(UT)以降、09時(UT)くらいまで乱れが継続していました。
その後は、穏やかな推移に戻りつつあります。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
※メンテナンス中

●静止軌道電子(GOES13と15)
09/30 23時(UT)くらいから少し激しい落ち込みがあり、その後10/01 09時(UT)くらいまで激しい乱れがありました。
時差含む27時間後は10/02 02時~12時(JST)となります。
激しい乱れは収まったようですが、>=2MeVのラインが底を這うような動きをしています。この後、急激に変化するようなら要注意です。

●プロトン
09/28 01時(UT)頃から上昇していましたが、徐々に下がり続けていて、ほぼ通常のレベルにまで戻りました。
(C3.7に発生したフレアに伴うCMEの影響)

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

●潮の切れ目について
リーマンさんより。
「潮の切れ目に注意」と出ます。潮が切り替わる前後の2日間単位を注目します。
特に、中潮→小潮・大潮の切り替えにおいて、「最後の中潮」の日に着目を感じます。

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

コメント