太陽フレアと黒点数(2012年10月22日更新)

●リーマンさんより
・2013年2月3日が過ぎれば、5月までを大津波想定月間としましょう
・2月11日。。。。注意です。これ以降が。

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
10/22
 09:07 C3.4
 04:46 M1.3 ☆(1598)→10/23 11:46
10/21
 21:56 C1.7
 14:20 C5.6
 11:43 C7.8
 03:05 M9.0 ★(1598)→10/22 10:05
 02:16 C2.4
10/20
 05:46 C3.6
 03:42 C1.7
10/19
 14:05 C1.9
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 10月15日 119 ※
 10月16日 107 ※
 10月17日 100 ※
 10月18日 112 ※
 10月19日 110 ※
 10月20日 112 ※
 10月21日 75

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
10/15 sum09 Max3
10/16 sum12 Max3
10/17 sum08 Max2
10/18 sum03 Max1
10/19 sum00 Max0
10/20 sum00 Max0
10/21 sum04 Max1
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
21日は「静穏」でした。

■潮の切り替わり■※前後2日間は注意
10/22 中潮(6.6:宵月)【上弦】★切れ目★
10/23 小潮(7.6:九夜月)★切れ目★
10/24 小潮(8.6:十日月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
10/22 2時32分:上弦
10/27 十三夜(後の月)
10/30 04時49分:○満月
11/02 00時29分:月の距離が最遠(1.056、40万6053km、視直径29.4’)
   17時16分:月が最北(赤緯+20゜55.3’)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました
※メンテナンス中

[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
本日の黒点数は75個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1593です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1596の磁場タイプはβγ型のままです。要注意です。
1589、1590、1594はカウントされなくなりました。

[黒点数変化]
1591:(→)01→01個 [α→α]
1593:(↓)06→06個 [β→β]
1596:(→)06→09個 [βγ→βγ] ※要注意
1597:(↑)06→05個 [β→β]
1598:(↑)01→04個 [α→β]
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より少しあがっています。
21日未明のM9.0に続き、今朝方も1598でM1.3の中規模太陽フレアが発生してます(現在発生しているフレアは全て1598が発生源となっています)。
まだ全体が見えませんが、1598は結構大きいと思います。磁場が複雑になってくると1596以上に警戒が必要になるかもしれません。
1596の磁場タイプはβγ型のままなので、まだ中規模以上のフレアの発生確率は高い状態だと思います(SpaceWeather.comではMクラスの発生確率を60%にまで上げています)。
引き続き全体を注視したいと思います。
※C8以上のフレアがあれば夜まとめの報告をします。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
引き続き350~360km/s前後で推移しています。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
概ね穏やかな推移です。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
※メンテナンス中

●静止軌道電子(GOES13と15)
ややレベルが高いですが、非常に穏やかです。
この後反応が出るようなら落差が生じますので要注意です。

●プロトン
ほぼ通常のレベルです。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

●潮の切れ目について
リーマンさんより。
「潮の切れ目に注意」と出ます。潮が切り替わる前後の2日間単位を注目します。
特に、中潮→小潮・大潮の切り替えにおいて、「最後の中潮」の日に着目を感じます。

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

コメント

  1. ネド より:

    お久しぶりです。
    dorachiさん!!元気ですか?

    相変わらず多忙なご様子…お疲れさまです。

    また、M5・0のフレアが出ちゃいましたね!!

    今週から来週くらいまで
    dorachiさんは、また忙しくなりそうですね。

    でも、黒点数は100を切ったし…
    今んとこ(この時間は)
    データの乱れもありませんね。

    それが救いです。

    でも、週末当たりは危ないかな~?

    寒暖の差が激しいので
    お体ご自愛下さい。

    返事はいりません!!
    dorachiさんへの、
    一方的なつぶやきですから(笑)

    んでな☆

  2. dorachi より:

    ネドさま
    お久しぶりでございます。
    なかなか深層階へ顔出せずにスミマセン。

    M5の後はX1.8が来ましたね。1598は暴れん坊将軍のようです。

    まだ位置的に地球への影響はない(あっても軽微)だと思いますが、正面を横切って西側に来た時の活動には要警戒だと思います。

    東端にいる、今のうちにガス抜きしてくれるとよいのですが・・。

    by dorachi