太陽フレアと黒点数(2014年01月28日更新)

まとめ報告です。

※JAXAのチャートは、01/27 10時以降、2月末頃までサーバの一部機能が停止するそうです。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■1月の特異日■
画像へのリンク
※画像リンク差し替えました(01/20)

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
1/28
 13:01 M1.5 ☆(1967) →01/29 20:01
 12:07 C3.3
 09:31 C7.6
 07:04 M4.9 ☆(1967。旧1944。南半球東端)→01/29 14:04
 05:29 C5.0
 04:04 C8.0
1/27
 20:06 C2.7
 17:06 C6.0 (1968)
 14:19 C2.3
 13:09 C3.3
 11:01 M1.1 ☆(南半球東端)
 10:03 M1.0 ☆(南半球東端)
1/26
 19:05 C6.1
 14:52 C3.2
1/25
 — —
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 01月21日 141 (※2日目)
 01月22日 144 (※3日目)
 01月23日 121 (※4日目)
 01月24日 150 (※5日目)
 01月25日 102 (※6日目)
 01月26日 109 (※7日目)
 01月27日 062 ■前日差-47個

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
01/21 sum19 Max4
01/22 sum11 Max3
01/23 sum06 Max1
01/24 sum04 Max2
01/25 sum11 Max3
01/26 sum05 Max2
01/27 sum02 Max1
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
27日は「極めて静穏」でした。

■潮の切り替わり■
01/28 若潮(26.7:有明月)
01/29 中潮(27.7:暁月)
01/30 中潮(28.7:晦日月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
01/28 01時31分:月が最南(赤緯-19゜23.5’)本年最南
01/30 18時59分:月の距離が最近(0.929、35万7080km、視直径33.5’)
01/31 06時39分:●新月

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が2つ回り込んできました。黒点数は62個です。前日差、マイナス47個。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1965です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1955,1957,1958,1964,1966はカウントされなくなりました。
南半球東端から1967(旧1944)が回り込んできました。
北半球東端から1968が回り込んできました。

[黒点数変化]
1959:(→)07→05個 [β→β]
1960:(↓)08→04個 [β→β]
1965:(↓)01→01個 [α→α]
1967:(新)01個 [β] ※南半球東端【旧1944】
1968:(新)01個 [β] ※北半球東端
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルがかなり上がってきました。
南半球東端から、非常に活発だった1944が1967として回帰してきました。
裏側をぐるっと回ってきたのにまだ活発で、今朝発生したM4.9の中規模太陽フレアもつい先ほど発生したM1.2も、その前後のCクラスも1967が発生源です。
1967(1944)の北側にある1968もやや活発なようで、昨日の夕方C6.0のフレアを発生させています。両黒点群とも要注意だと思います。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも引き続き注意。

※以降、中規模が続く場合は、夜まとめの報告をします

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
360km/s前後から徐々に下がり、現在320km/s前後で推移していますが速度にバラつきがあります。(一時、360km/s前後まで上昇)
磁場は南に振れたり北に振れたりしています。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
ギザギザしたラインですが、動き自体は概ね穏やかです。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向・・・01/27 以降2月末くらいまで一部のサーバがメンテナンス中
極小さな反応が所々あります。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
01/27以降、データが表示されていません。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

コメント

  1. より:

    ありがとうございます
    なんというか…
    三歩進んで四歩下がるみたいな。
    こんなMフレア出てたんだ。
    黒点数も高いんだ!

  2. dorachi より:

    ねどちん
    ねどちん、こんばんは。

    2週間ほど前に元気だった1944が裏側をグルッと回って1967として再登場しました。

    21時の時点でも何発か中規模を発生してますが、まだ東側にあるのが幸いです。

    衛星画像にも映りはじめました。結構でかいですねー。

    by dorachi