太陽フレアと黒点数(2014年02月15日更新) ※中規模多発。CMEの影響下

まとめ報告です。

※JAXAのチャートは、01/27 10時以降、2月末頃までサーバの一部機能が停止するそうです。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■2月の特異日■
画像へのリンク
※画像リンク差し替えました(02/02)

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
2/15
 12:09 C2.3
 02:18 C6.6
 01:33 M1.0 ☆(1974) →02/16 08:33
2/14
 22:21 M1.1 ☆(1974) →02/16 05:21
 21:29 M1.6 ☆(1974) →02/16 04:29
 19:36 C7.2
 19:04 C2.6
 17:59 C2.2
 16:27 C3.3
 15:26 C3.8
 13:13 C6.6
 12:30 C5.6
 11:26 M2.3 ☆(1974) →02/15 18:26
 06:28 C2.7
 04:36 C6.6
 00:46 M1.4 ☆(1974) →02/15 07:46
2/13
 21:33 C3.0
 19:29 C8.4
 17:49 C4.2
 17:04 M1.0 ☆(1974) →02/15 00:04
 15:45 C3.6
 14:48 M1.7 ☆(1974) →02/14 21:48
 11:41 C8.8
 11:13 C7.4
 10:16 M1.8 ☆(1974) →02/14 17:16
 09:35 C3.3
 08:01 C5.9
 07:14 C2.6
 06:14 C5.9
 04:37 C4.8
 00:40 M2.1 ☆(1974) →02/14 07:40
2/12
 21:25 C7.9
 15:41 M2.3 ☆(1974) →02/13 22:41
 12:52 M3.7 ☆(1974) →02/13 19:52
 08:35 C6.0
 07:03 C5.9
 01:23 M1.8 ☆(1974) → 02/13 08:23
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 02月08日 186 (※8日目) ■前日差-55
 02月09日 180 (※9日目)
 02月10日 122 (※10日目) ■前日差-58
 02月11日 151 (※11日目)
 02月12日 187 (※12日目)
 02月13日 157 (※13日目)
 02月13日 196 (※14日目)

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
02/08 sum27 Max5
02/09 sum18 Max4
02/10 sum13 Max3
02/11 sum11 Max2
02/12 sum11 Max3
02/13 sum04 Max2
02/14 sum07 Max2
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
14日は「静穏」でした。

■潮の切り替わり■
02/15 大潮(15.2:十六夜)【満月】
02/16 大潮(16.2:立待月)
02/17 大潮(17.2:居待月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
02/15 08時53分:○満月
02/15 13時42分:金星が最大光度(光度-4.6等、視直径40.5″)
02/15 15時31分:169P/ニート彗星が近日点を通過(周期4.2年)
02/17 06時11分:C/2013 P2パンスターズ彗星が近日点を通過
02/18 02時18分:小惑星パラスが地球に最近(1.2309天文単位)
02/22 00時32分:C/2012 X1リニア彗星が近日点を通過(周期1908年)
02/28 04時51分:月の距離が最近(0.938、36万0440km、視直径33.1’)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

※JAXAはメンテナンス中

■黒点数など■
黒点数は196個です。100個超え14日目。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1976、1980です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1974の磁場タイプはβγδ型のままです。要警戒。
1976の磁場タイプはβ型になりました。
1977の磁場タイプはβγ型のままです。要注意。
南半球正面やや東に1980が出現しました。
1975はカウントされなくなりました。
東端(まだ向こう側)に新しい活動領域があるようです。

[黒点数変化]
1971:(↓)03→01個 [β→α]
1973:(↓)04→01個 [β→α]
1974:(↓)47→89個 [βγδ→βγδ]※南半球西側
1976:(↓)15→05個 [βγ→β]
1977:(→)16→21個 [βγ→βγ]※南半球東側
1978:(↓)12→05個 [β→β]
1979:(新)04個 [β] ※南半球正面やや東
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは少し下がってきています。
太陽の活動は引き続き活発で、中規模太陽フレアも数回発生しています。
中規模太陽フレアは1974で発生していますが、1975、1979でも小さめなフレアが発生しています。
1976の磁場タイプはβ型に戻りましたが、1974と1977の磁場タイプは複雑なままです。
1974は黒点数を2倍近くに増やしていており、まだまだ油断できません。
引き続き活発な活動が予想されるので、全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも引き続き注意。

※現在、CMEの影響下にあります。

■CME到着予測■
(1)
イベント発行日:2014年2月12日22:38:18.0 JST
CMEの到着時間:2014年2月15日01:45:16.0 JST
到着時間信頼水準± 6時間
外乱時間:16時間
外乱期間信頼水準± 8時間

(2)
イベント発行日:2014年2月11日17:42:58.0 JST
CMEの到着時間:2014年2月15日04:58:30.0 JST
到着時間信頼水準± 6時間
外乱時間:17時間
外乱期間信頼水準± 8時間
磁気圏スタンドオフ距離:6.4 R E

(3)
イベント発行日:2014年2月12日18:49:08.0 JST
CMEの到着時間:2014年2月15日06:46:50.0 JST
到着時間信頼水準± 6時間
外乱時間:27時間
外乱期間信頼水準± 8時間

■太陽風■
引き続き350km/s前後で推移しています。
磁場は、やや北に振れています。
北半球東端にあるコロナホールの影響は2月17~18日にかけて届くかも。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
穏やかな推移です。
現在、CMEの影響下にあります。チャート等の乱れにはご注意ください。

●プロトン
通常のレベルです。

※JAXAのチャートは2月末くらいまでメンテナンスです。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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