太陽フレアと黒点数(2014年07月09日更新) ※大き目中規模太陽フレア発生&チャートに反応あり

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■7月の特異日■
画像へのリンク
※06/30 リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
7/ 9
 12:03 C3.1
 09:09 M1.2 ☆(2113)→07/10 16:09
 06:31 C2.3
 03:26 C2.6
 01:05 M6.5 ☆(2113)→07/10 08:05
7/ 8
 17:51 C4.1
 03:15 C2.3
7/ 7
 16:59 C4.3
 16:15 C2.6
7/ 6
 17:08 C2.9
 15:56 C3.5
 09:16 C4.0
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 07月02日 180 ※4日目
 07月03日 179 ※5日目
 07月04日 199 ※6日目
 07月05日 213 ※7日目
 07月06日 256 ※8日目
 07月07日 197 ※9日目 ※前日差-59個
 07月08日 209 ※10日目

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
07/02 sum07 Max2
07/03 sum11 Max3
07/04 sum08 Max2
07/05 sum05 Max1
07/06 sum07 Max3
07/07 sum12 Max3 ←スミマセン。昨日入力間違いしました
07/08 sum09 Max2
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
08日は「やや静穏」でした。

※現在、稚内と山川と沖縄にスポラディックE層あり(国分寺不明)
→山川と沖縄は値やや高め

■潮の切り替わり■
07/09 若潮(11.8:十三夜)
07/10 中潮(12.8:小望月)
07/11 中潮(13.8:十五夜)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
07/09 18時54分:75D/コホウテク彗星が近日点を通過(周期6.7年)
07/11 18時27分:72P/デニング・藤川彗星が近日点を通過(周期9.0年)
07/12 20時25分:○満月
07/13 17時26分:月の距離が最近(0.932、35万8260km、視直径33.3’)
07/19 11時08分:下弦
07/20 22時27分:106P/シュスター彗星が近日点を通過(周期7.3年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群がカウントされました。黒点数は209個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は2108,2109,2110です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2108、2109の磁場タイプはβγδ型のままです。要警戒。
2113の磁場タイプがβγ型になりました。要注意。
2104の磁場タイプはβ型になりました。
2102、2103はカウントされなくなりました。
南半球東側に2114が、北半球西側に2115がカウントされました。

[黒点数変化]
2104:(↓)09→08個 [βγ→β]
2106:(↓)04→03個 [α→α]
2107:(↓)06→03個 [β→]β
2108:(→)29→26個 [βγδ→βγδ] ※南半球西側
2109:(↓)22→22個 [βγδ→βγδ] ※南半球正面ほぼ西
2110:(→)04→04個 [β→β]
2111:(→)04→02個 [α→α]
2112:(↓)02→01個 [β→α]
2113:(↑)02→12個 [β→βγ] ※北半球東側
2114:(新)07個 [β] ※南半球東端
2115:(新)11個 [β] ※北半球西側
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より少し上がっています。
2104はβ型に戻りました。2108,2109はβγδ型のままです。新たに2113の磁場タイプがβγ型になりました。
昨晩未明、北半球東側にある2113で中規模としては大き目なM6.5のフレアが発生しました。また、今朝9時頃にも2113でM1.2の中規模太陽フレアが発生しています。
今のところCME到着予測等はありませんが、念のため要注意。
Spaceweather.comのフレア予測はXクラス20%、Mクラス75%にまで上がりました。引き続き警戒が必要だと思います。
※フィラメントにも引き続き注意。

■CME到着予測■
今のところはありません

■太陽風
300km/s前後で速度にバラ付がありましたが、徐々に上がり、現在は350km/s前後で推移しています。
磁場は南北に細かく振れていますが、南にやや強く振れています。
※赤道付近のコロナホールの影響がそろそろ届き始めるかも

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
>=0.8MeVのラインに反応が出ました。07/08 08時(UT)前後、07/09 06時(UT)現在、やや強めの反応が出ています。ご注意ください。
>=2MeVのラインは、断続的な乱れが続いています。

●プロトン
通常のレベルです

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
07/08 13時(UT)頃、小さな反応が出ています。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
07/08 14~20時(UT)頃にかけてややギザギザしました。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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