太陽フレアと黒点数(2014年07月12日更新) ※CME到着予測あり

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■7月の特異日■
画像へのリンク
※06/30 リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
7/12
 08:05 C2.5
7/11
 09:39 C4.6
 07:29 M1.5 ☆(2106) →07/11 14:29
 05:59 C7.4 (2113)
7/10
 11:46 C5.7
 03:36 C5.0
07/09
 12:03 C3.1
 09:09 M1.2 ☆(2113)→07/10 16:09
 06:31 C2.3
 03:26 C2.6
 01:05 M6.5 ☆(2113)→07/10 08:05
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 07月05日 213 ※7日目
 07月06日 256 ※8日目
 07月07日 197 ※9日目 ※前日差-59個
 07月08日 209 ※10日目
 07月09日 183 ※11日目
 07月10日 159 ※12日目
 07月11日 166 ※13日目

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
07/05 sum05 Max1
07/06 sum07 Max3
07/07 sum12 Max3
07/08 sum09 Max2
07/09 sum10 Max2
07/10 sum12 Max3
07/11 sum08 Max2
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
11日は「静穏」でした。

※現在、国分寺、山川にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
07/12 大潮(14.8:十六夜)【満月】
07/13 大潮(15.8:立待月)
07/14 大潮(16.8:居待月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
07/12 20時25分:○満月
07/13 17時26分:月の距離が最近(0.932、35万8260km、視直径33.3’)
07/19 11時08分:下弦
07/20 22時27分:106P/シュスター彗星が近日点を通過(周期7.3年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新たしい黒点群がカウントされました。黒点数は166個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は2113,2117です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
北半球東寄りに2117がカウントされました。
2108の磁場タイプはβγ型のままです。
2115はカウントされなくなりました。
2113が発達してきています。

[黒点数変化]
2104:(↓)02→02個 [β→β]
2106:(↓)02→02個 [β→β]
2107:(→)01→01個 [α→α]
2108:(↑)14→15個 [βγ→βγ] ※南半球西端
2109:(↓)17→12個 [β→β]
2111:(→)08→09個 [β→β]
2113:(↑)06→10個 [β→β]
2114:(↑)04→07個 [β→β]
2116:(↓)03→01個 [β→α]
2117:(新)07個 [β] ※北半球東寄り
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日と同じくらいです。
昨日のM1.5の中規模以降、フレアは小さ目なフレアになっています。
フレアは2109、2106、2113で発生しています。
複雑な磁場構造を持つ黒点群は2108だけですが、もうすぐ西へ没します。
2113が少し大きくなってきているので、今後要注意かも。
引き続き全体を注視したいと思います。
※CME到着予測が出されています。ご注意ください。
※Spaceweather.comのフレア予測はXクラス10%、Mクラス60%です。
※フィラメントにも引き続き注意。

■CME到着予測■
イベント発行日:2014年7月10日06:26:35.0 JST
CMEの到着時間:2014年7月13日22:46:36.0 JST
到着時間信頼水準± 6時間
外乱時間:28時間
外乱期間信頼水準± 8時間
磁気圏スタンドオフ距離:6.4 R E

■太陽風
引き続き、370km/s前後で推移しています。
磁場は南にかなり強く振れています。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
>=0.8MeVのラインに07/11 07時(UT)に小さめな反応がありました。その後、07/12 04時(UT) くらいに強めの反応があります。この後乱れが続くようなら要注意。
>=2MeVのラインは、断続的な乱れが続いています。

●プロトン
通常のレベルです

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
ややギザギザしたラインが続いていますが、大きな反応や乱れはありません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
ややギザギザしたラインが続いていますが、大きな反応や乱れはありません。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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