太陽フレアと黒点群(2015年03月28日更新)

遅くなってすみません。まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■04月の特異日■
画像へのリンク
※03/28リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
3/28
 17:00 C2.0
 00:06 C1.8
3/27
 21:36 C1.6
3/26
 09:05 C2.8
 01:26 C3.3
3/25
 17:22 C3.3
 16:07 C1.8
 13:37 C8.7 (2305)
 10:34 C2.6
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 03月21日 040
 03月22日 088 ※前月差+48
 03月23日 119 ※1日目
 03月24日 127 ※2日目
 03月25日 115 ※3日目
 03月26日 103 ※4日目
 03月27日 109 ※5日目
 

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
03/21 sum18 Max3 ※磁気嵐は収束しました
03/22 sum19 Max5
03/23 sum23 Max4
03/24 sum15 Max4
03/25 sum18 Max4
03/26 sum12 Max3
03/27 sum12 Max2
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
27日は「やや静穏」でした。

■潮の切り替わり■
03/28 小潮(07.7:九夜月)
03/29 小潮(08.7:十日月)
03/30 小潮(09.7:宵月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
04/01 22時01分:月の距離が最遠(1.056、40万6012km、視直径29.4′)
04/03 16時58分:86P/ヴィルト彗星が近日点を通過(周期6.8年)
04/04 21時00分:皆既月食
04/04 21時06分:○満月

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
再びカウントされた黒点群があります。黒点数は109個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2305,2310です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2305の磁場タイプはβγ型のままです。要注意。
2308はカウントされなくなりました。
2309が再びカウントされました。

[黒点数変化]
2303:(02→05)02→01個 [β→β]
2305:(14→13)16→17個 [βγ→βγ] ※南半球西寄り
2307:(04→01)05→03個 [β→β]
2309:(再:06)02個 [β] ※北半球西端
2310:(01→01)02→02個 [α→β]
2312:(03→00)04→01個 [β→α]
2313:(02→01)01→01個 [α→α]
2314:(03→02)03→02個 [β→β]
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日より上がってきています。
2305の磁場タイプはβγ型のままです。2309が再びカウントされました。
フレアは2305、2309で発生していて、個々のフレアは強度もやや強くなってきています。
フィラメントがいくつか浮いています。こちらにも要注意。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントの噴出にも注意。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
一時450km/sまで上がりましたが、現在400km/s前後で推移しています。
磁場はやや北寄りに振れていましたが、南に強く振れた後、南北に振れるようになってきました。
※南半球東側に少し大き目なコロナホールがあります。30~31日くらいにかけて影響が届き始めそう。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
03/2705時、07時(UT)くらいに反応がありました
03/28 06時(UT)にピンポイントの強い反応が出ています。
18時現在、乱れの兆候があります。ご注意下さい。

●プロトン
ほぼ通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
幅のあるラインがありましたが、大きな乱れや反応は出ていません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
03/27 13~14時(UTくらいにに少し乱れがありました。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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